木村拓哉が“プロモーションに力を入れる”理由

 配給会社の東映も、異例のバックアップ体制で今作を盛り上げている。

「東京・銀座にある東映本社ビルには、通常の作品では見たことがない巨大な映画の垂れ幕が掲げられているほか、普段は社内にある50席程度の試写室で行われるマスコミ向け試写会も、東映が運営している500席超の映画館『丸の内TOEI』で13日間に分けて行われました」(映画ライター)

銀座の東映本社ビルには3フロア分ほどを使った巨大な映画広告が
銀座の東映本社ビルには3フロア分ほどを使った巨大な映画広告が
【写真】木村拓哉がしれっと“解禁”した工藤静香とのツーショット

 試写を見たペリーさんは、魅力をこのように語る。

「大規模なアクションシーンは多くありませんが、木村さんも綾瀬さんも体育会系ということもあり、鷹狩りや馬に乗るシーンはすごくさまになっていました。また信長の基本的なエピソードは押さえつつ、木村拓哉バージョンにアップデートされた人間ドラマは、時代劇好きなら見応えがあると思います」

 木村がプロモーション活動に力を入れる理由については、

木村さんは製作サイドの視点も持っている俳優なので、作品の魅力が伝えられるのであれば時間の許す限りプロモーションに協力したいというタイプ。『信長まつり』のようなイベントにこれまで出なかったのは、俳優の“格”的に“どうせ出演してもらえないだろう”とオファーがなかっただけという気がします」(ペリーさん、以下同)

 信長役を演じられる数少ない俳優だと、木村を絶賛する。

「信長をちょうどいい年齢で演じられる俳優は限られています。このような大作で演じられる木村さんはさすがだなと。芸能界のトップに立つ木村さんと、戦国時代に“魔王”として君臨した信長がどう重なるかが見どころです」

“レジェンド”級な作品だけに、ヒット間違いなし!?