かもめんたる・岩崎う大、さらば青春の光の魅力を語る、2012年キングオブコント最終戦でみせた人間性「ネタ4分超えてました！」

お笑いコンビ・さらば青春の光

【写真】東ブクロ&カズレーザー、今や売れっ子芸人の “意外な元相方” たち

お笑いコンビ・さらば青春の光

メイプル超合金・カズレーザーとさらば青春の光・東ブクロは同志社大学の喜劇研究会で出会い、“フルハウス”を結成（撮影／週刊女性写真班）

モンスターエンジン・西森洋一とおいでやす小田のコンビ“蛇腹”は約1年半で解散（撮影／週刊女性写真班、モンスターエンジン・西森の写真は本人のインスタグラムより）

フォーリンラブ・バービーとイモトアヤコは“東京ホルモン娘”として活動していたがイモトのイッテQ！合格を機に自然消滅的に解散（撮影／週刊女性写真班）

　かもめんたる・岩崎う大が注目のお笑い芸人の今後を予想する連載企画。今回の芸人は、さらば青春の光。

お笑いコンビ・さらば青春の光の魅力

　個人事務所のお笑いコンビ、さらば青春の光。彼らの一番の魅力は、緻密に作られたネタのようにも思えるし、自由な企画を打ち出すYouTubeチャンネルにも思えるし、スキャンダラスでミステリアスな東ブクロくんと下世話なことに目のないお笑いモンスター森田くんの絶妙なコンビバランスにも思えます。つまりお笑いにおけるストロングポイントが非常に多いコンビなのです。

　しかし、僕が思う彼らの最大の魅力は、夢を託したくなるような彼らにみなぎるハングリー精神なのです。

　僕とさらば青春の光が最初に近い関係になったのは、2012年のキングオブコント決勝でした。

　かもめんたるとさらば青春の光はその年に初めてキングオブコントの決勝に進出しました。関東と関西という違いはありましたが、ネタの雰囲気からお互いすごくシンパシーを感じ、すぐに仲良くなりました。

　キングオブコントは生放送なので、事前にネタ時間の4分（現在は5分ですが）を厳守するように言われていました。芸人サイドには4分ジャストで強制的にネタが終了になるとアナウンスされていたのです。