日常の気になる疑問を解決! バナナの白い筋は食べた方がいいの?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q.バナナの白い「筋」は何?食べたほうがいいの?

A. 筋は栄養素を運ぶ「維管束」。食物繊維が豊富なため、食べたほうがいい。(フルーツジャーナリスト 肥後庵代表 黒坂岳央さん)

 日本人にもっとも身近なフルーツ、バナナ。2020年の総務省の家計調査によると、1世帯あたりが1年間でいちばん多く購入しているフルーツはバナナだという。

 安くて、手で皮をむくだけで簡単に食べられるバナナだが、むいたときに気になるのが、あの白い筋。ぼそぼそとした食感で味もしないが、あれはいったい何なのだろう。

「バナナの白い筋は維管束といわれるもので、人間でいう血管のような役割をしています。つまり、バナナ全体に栄養を運んでくれている管なんです」

 そう教えてくれたのは、フルーツジャーナリストで、高級フルーツのギフトショップ「肥後庵」の代表を務める、黒坂岳央さん。

「バナナ本体にはカリウムがたくさん入っており、抗酸化作用も豊富で栄養価が高いフルーツなのですが、実はあの筋にも栄養があるということが最近わかってきています。

 アメリカの大手食品会社ドールでディレクターを務めている、栄養学者ニコラス・D・ジリットさんによると、『バナナの白い筋には、本体を上回る食物繊維が含まれている』とのことです」

 それを知ってからは、筋を捨てずに食べているという黒坂さん。

 また、白い筋にはバナナをおいしく食べるためのヒントが隠されているという。

「白い筋がぴったりと張り付いているときはまだ熟しておらず、むいたときに筋がとれていると熟しているバナナといえます。1本食べてみて、筋がくっついていたら、ほかの数本はもう少し時間を置いてからのほうがおいしく食べられます」

 バナナの99%はフィリピンなどからの輸入品。少数ではあるが国産もあり、そのなかには1本5000円もする「皮ごと食べられる」高級品も。