目次
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ー 小学生の教科書にも登場
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ー 写真撮影で「ちょっと無理です」
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ー 1対1の取材は断っている

 日本時間6月16日、エンゼルスの大谷翔平選手が“二刀流”で出場。ピッチャーとして6回まで投げ、2失点で抑えて6勝目。打者としては2戦連発となる22号ソロホームランを放った。毎シーズン6月になると“覚醒”するため“6月男”と呼ばれているが、今年もその異名にたがわぬ活躍を見せている。

小学生の教科書にも登場

「'21年6月にも、13本塁打に2勝の活躍で月間MVPに選ばれました。4月にシーズンが開幕してから試行錯誤しつつ調子を上げ、6月になると本来のパフォーマンスが発揮できるようになるのでしょう。6月中にどこまで“数字”を伸ばすのか注目が集まっています」(スポーツ紙記者)

 《朝起きて大谷のホームラン見る幸せ》《大谷の活躍で一日頑張れる》といった声があがり、いまやスポーツ選手の枠を超え、老若男女問わず日本国民の希望に。

 プレー以外でも、選手や審判への気遣い、二刀流を続けるために生活を野球に捧げるその人間性は、もはや“偉人”扱いされている。

「'24年春からは、小学5年生の算数の教科書に登場。データを重視する大谷選手が、算数を学ぶ重要さの模範として紹介される予定です。'18年度には、小学5年生の道徳の教科書にも登場し、高校時代に作成した目標達成シートを引き合いに、夢を実現するための努力、将来を描くことの大切さが取り上げられました」(学習書出版社関係者)

 “聖人君子”ぶりは海外でも評判で、カナダでも道徳の教材として登場しているという。日本とアメリカだけに限らず、アジア各国をはじめ世界で人気爆発中のオオタニサン。ただ、よく観察してみると、その素顔は決して優等生と呼べるものばかりではない。

 6月11日(日本時間)のマリナーズ戦の5回、フルカウントから打者・大谷が見逃したボールに球審はストライクの判定。これに対し、球審を指さしながら首を振り、イライラした表情で抗議した。