目次
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ー ラーメン店のレンゲをなめて…新たな動画が拡散
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ー 加熱するIくんへの“特定作業”

 芸能人だけでなく、YouTuberなどのインフルエンサーの投稿も炎上する昨今。ときには過去の投稿を一部を切り取って揚げ足をとるように晒されたり、個人情報を特定されたりすることもあり、ネットユーザーの過激な行動が物議を醸すことも多い。

 SNSの総フォロワー数が130万人超えのファミリーYouTuberも度重なる炎上をしている。中学生インフルエンサー・アーティストとして活動する長男“I”くんを中心に、両親と弟とともに主に家庭での日常動画を投稿している配信者だが、過去の動画が掘り返されたことを皮切りに、問題行動がSNSで取り上げられ鎮火の気配が見られない。

 騒動の発端となった3年前に投稿された動画には、2歳になるIくんの弟がスシローの醤油の注ぎ口をなめるシーンが映っている(現在は動画は非公開)。Iくんや両親は配信に夢中で、弟の行動に気が付いていない様子だ。過去にアップされていたこの動画が、“醤油ペロペロ幼児動画”としてネットユーザーによって掘り起こされたことで6月末に炎上。飲食店での問題行動で訴訟沙汰になる昨今の状況もあり、一気に拡散し大きく取り上げられる結果となった。

ネット上で拡散されたIくんの動画、レーン側の弟が醤油差しボトルを口に含んでいる
ネット上で拡散されたIくんの動画、レーン側の弟が醤油差しボトルを口に含んでいる

ラーメン店のレンゲをなめて…新たな動画が拡散

 数々の批判を受けて、同日の22日IくんはTwitterで騒動に言及。

《3年前にスシローで夜ご飯を食べている際に2歳の次男が蓋が閉まっている醤油を咥えた動画が拡散されています。こちらの件については現在弁護士に相談しております。ご心配おかけして申し訳ございません》

 この“謝罪文”に対しても、「謝罪の気持ちが感じ取れない」などと批判が集まった。さらに、声明を出したあとも過去の動画を発掘するネットユーザーの追及は止まらない。

 例えば“ペロペロ動画”が出たことに乗じて、客席で次男のオムツを交換し机に使用済みと思われるオムツを置く動画(公開時期は不明)も拡散。また2019年に公開された動画で、母親が商品のぬいぐるみを手に取り「かわいいじょ」と言いながら次男に渡した際に、“次男がぬいぐるみの顔をなめるシーン”も切り取られ話題になった(現在は非公開)。

 ほかにも、今月17日に公開された、“次男がラーメン店にある複数のレンゲをべたべた触ったりなめたりするシーン”も再燃。動画内で次男は37度台の熱や咳などの症状で保育園を休んでいたことが触れられており、感染症に敏感な世の中であることも相まって不快感をあらわにする声が目立った。動画公開日にも同様の指摘を受けていたIくんは動画のコメント欄に、

《こちらママに確認したところなめたレンゲは本人が使っていて後のレンゲは家族で使ったそうです。次男にも動画を見せて注意したところ理解してもらえました。 教えていただきありがとうございます!》

 と回答していたが、SNSで再度取り上げられる結果に…。一連の流れを受け、批判の声も続々と寄せられている。

「外で売り物にむやみに触っちゃいけないという教育がされていないのかな」

「しつけができないくらいの小さな子は何をするか分からない、それを放置プレイさせたのは親の責任。子どもが倒れたのも親の責任でしょ」

動画確認してからアップしないのか?」