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ー 兄・菅田将暉のアドバイスは…

「二度とない夏です。おウチの人と一緒によーく、やらかすように!」

 塾講師役の菅田将暉が教壇から生徒たちにこう語りかけるのは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのCM。大阪出身の菅田にとって、USJは馴染みのある場所のようで……。

「今年は行けなかったのですが、年始か年末に兄弟3人でUSJに行くのがウチの恒例なんです」

 と、語ってくれたのは菅田の弟、“こっちのけんと”こと、菅生(すごう)健人さん。

菅田家は、次男の健人さんと三男の新樹(あらき)さんの3兄弟。将暉さんだけでなく、健人さんは歌手、新樹さんは俳優として活動する芸能3兄弟なんです。健人さんは大学在学中にアカペラサークルに入って、学生アカペラ全国大会で2年連続優勝。'19年のNHK『紅白歌合戦』では、RADWIMPSのバックコーラスで出演したこともあり、その実力は折り紙つきです」(スポーツ紙記者)

兄・菅田将暉のアドバイスは…

6月上旬には自身初のワンマンライブを行った(インスタグラム)
6月上旬には自身初のワンマンライブを行った(インスタグラム)

 大学卒業後は上場企業に入社するも、現在は“こっちのけんと”という名前で歌手活動に専念している。この一風変わった名前について聞いてみると……?

「以前は会社に勤めながら歌手活動をしていたので、会社員の“あっち”の自分と、歌手の“こっち”の自分を区別したくて、こう名乗るように。それがだんだん浸透してきて、そのままにしています。ひらがなで覚えやすいですし、気に入っています」(健人さん、以下同)

 '22年12月にリリースした楽曲『死ぬな』のミュージックビデオは現在、780万回再生されるなど大ヒット。作詞作曲だけでなく、ミュージックビデオのプロデュースやディレクション、動画編集なども自分で行っているという。

『死ぬな』のヒットで注目されるようになって、その反響のすごさを実感したと同時に、悩むこともありますね。そんなときは兄に相談しています。芸能界で活躍する兄のアドバイスは、かなり頼もしいです

バズり曲『死ぬな』のミュージックビデオは780万回再生(YouTubeより)
バズり曲『死ぬな』のミュージックビデオは780万回再生(YouTubeより)

 '21年に小松菜奈と結婚した菅田。結婚後の菅田の変化について聞いてみると……。

昔と比べて、より“お兄ちゃん”ぽくなりましたね。俳優を一時休業して余裕が出たのもあり、かなり面倒見よく接してくれます

 そんな健人さんは自他ともに認める“菅田将暉の大ファン”。兄の背中を追うことで、自身の活動の刺激にもなっているそうだ。

「今後の目標は『オールナイトニッポン』のパーソナリティーになることです。兄がパーソナリティーをしていたので聴くようになって、ラジオの魅力に気付きました。今後自分も兄と同じ舞台に立ってみたいです」

 さらに、今年のとある出来事をきっかけに、新しい目標もできたという。

「武道館でのライブです。兄の武道館ライブを見に行ったんですけど、周りのファンも兄もすごく楽しそうにしていて。そんな空間に自分も立ってみたいと思いました」

 菅田将暉だけでなく、“こっち”の弟にも注目したい。