まるでウニの香りと食感“変わり種”豆腐も人気!

「ナチュラルとうふ」や「BEYOND TOFU」など数々の魅力ある豆腐を作り出し、「おだしがしみたきざみあげ」などでも有名な相模屋からは、なんと「うにのようなビヨンドとうふ」。

「うにのようなビヨンドとうふ」(217円)は見た目も食感もまるで「うに」!
「うにのようなビヨンドとうふ」(217円)は見た目も食感もまるで「うに」!
【写真】田中みな実さんがお気に入りと公言した「九州まーめん」

 口に入れると、潮の香りと濃厚でクリーミーな食感やコクがふわっと漂い、「これが豆腐?」と驚かされクセになる味わい。ほかにも加熱するととろける「BEYOND TOFUピザ・シュレッド」などユニークな商品も。

 日々進化し続ける大豆食品から、これからも目が離せない!

「BEYONDTOFUピザ・シュレッド」(437円)は使い勝手も◎!
「BEYONDTOFUピザ・シュレッド」(437円)は使い勝手も◎!

ご当地みあそ汁ケンミンショー7選

 大豆食品の中でも特に欠かせないのがみそ汁に使われる「みそ」。

 気候や風土ならではの原料で造られる“ご当地みそ”には北海道、東北から全国的に使われる「米みそ」や東海地方に多い「豆みそ」、瀬戸内海地方や九州地方に多い「麦みそ」などさまざまな種類が。全国各地のご当地みそ汁をいくつか紹介!

鉄砲汁【北海道・道東地方】

鉄砲汁【北海道・道東地方】
鉄砲汁【北海道・道東地方】

 カニが入ったみそ汁。箸でカニの足をつついて食べる様子が鉄砲に弾を詰める動作に似ていることが、名前の由来だそう。

どんこ汁【宮城県】

どんこ汁【宮城県】
どんこ汁【宮城県】

 口が大きく腹が膨れ、尾にかけて細くなる魚「どんこ」を使ったみそ汁。「どんこ」は大きな口からたくさん入って、小さな尻から出ていきにくいとして、お金が貯まり縁起がよい魚といわれる。

めった汁【石川県】

めった汁【石川県】
めった汁【石川県】

 さつまいもなど根菜類を使った具だくさんの豚汁。「やたらめったら具を入れる」など、名前の由来は諸説あり。石川には、他にも小豆と豆腐を中心に各種野菜をゆっくり煮込んだ「いとこ汁」もある。

呉汁(ごじる)【埼玉県】

呉汁(ごじる)【埼玉県】
呉汁(ごじる)【埼玉県】

 埼玉県で輪作作物や、水田における転作作物として大豆は古くから栽培。水に戻した大豆をすり鉢でなめらかになるまですりつぶして作る「呉汁」は栄養食として疲労回復にも役立っていたそう。

ぐべ汁【山口県】

ぐべ汁【山口県】
ぐべ汁【山口県】

 バードウオッチングの聖地としても有名な「見島」は、かつて防人が置かれた島として独自の文化が残り、海の幸を用いた郷土料理も魅力。「ぐべ汁」は濃厚な磯の風味が堪能できる貝「ぐべ(カサガイの仲間)」を使ったみそ汁。

白みそ雑煮【徳島県】

白みそ雑煮【徳島県】
白みそ雑煮【徳島県】

 煮干しや昆布でとっただしに、白みそを溶いて仕上げる。具材は一般的な雑煮と同じで豊富な野菜を入れて彩り豊か、優しい味わいなのが特徴。地域によっては黒砂糖や砂糖を入れて食べる家庭もあるそう。

ワラスボのみそ汁【佐賀県】

ワラスボのみそ汁【佐賀県】
ワラスボのみそ汁【佐賀県】

 有明海の珍魚で、日本では有明海にしか生息していないワラスボ。ハゼの仲間で目が退化し、鋭い歯がむき出しで内臓や血管が透けて見えるような紫色のぬるぬるとした体を持つ、まるで“エイリアン”のような見た目。独特な味わいがクセとなり地元で人気。

農林水産省Webサイト「うちの郷土料理〜次世代に伝えたい大切な味〜」より https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/index.html

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「ソイソボロ」(希望小売価格2678円)→https://cocci.jp/
白大豆グラッセ(170円)、ゆアガリにととのうアイス(250円)→https://takeo-onsen-bussankan.com

(取材・文/住田幸子)