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ー 大谷の怪我を茶化すような発言を…

 まもなくフリーエージェントとなり、去就が注目されている大谷翔平。二刀流で活躍したが、ケガにも苦しめられたシーズンだった。そんな大谷について、元プロ野球選手である上原浩治氏の発言がファンの間で物議を醸している。

「上原さんは巨人に入団してピッチャーとして活躍し、メジャーにも挑戦。ボストン・レッドソックスではワールドシリーズ優勝を果たし、“胴上げ投手”になっています。引退後は野球解説者やスポーツ評論の活動を行なっていますが、大谷選手については、厳しい意見が多く、ファンから“アンチ大谷”と言われることもありました」(スポーツ紙記者)

“アンチ”疑惑については昨年6月に自身のブログで否定していた上原氏。

ところが、元東京ヤクルトスワローズの古田敦也氏のYouTubeチャンネルに、ヤクルトやメジャーでも活躍した五十嵐亮太氏と出演した際に、またしてもファンにとっては引っかかる発言があったようで……。

大谷の怪我を茶化すような発言を…

「投げた球の回転数や、どの程度変化したかを計測できる機械を使って、上原氏の投球を分析するという企画でした。大谷選手が決め球としていた、大きく横方向に変化する“スイーパー”と呼ばれる球種に挑戦していましたが、投げる前に“スリークォーターより下から投げれば、誰でも投げられるよ”と、大谷のスイーパーを簡単だ、とコメント。その後、“大谷選手はもっとひねって投げてる”と五十嵐氏からアドバイスをもらい、実際に投げると“アカン、肘飛ぶ(痛める)かもしれん。俺もトミージョン(手術)受けなアカン”と、手術のことを少し“茶化す”ような発言をしてしまったのです」(ウェブメディア編集者、以下同)

松井秀喜氏と大谷を比較するコメントをした上原氏。この発言も一部のファンからはブーイングが(上原氏の公式YouTubeチャンネルより)
松井秀喜氏と大谷を比較するコメントをした上原氏。この発言も一部のファンからはブーイングが(上原氏の公式YouTubeチャンネルより)

 こういった発言を、右肘を故障し、手術を受けた大谷をいじっていると受け取ったファンも多いようで、ネット上では

《もう大谷の怪我を茶化してるやん》

《持論を語ってるのかもしれないけど、大谷の怪我を揶揄してるように聞こえてしまったわ》

《現役のときは憧れだったけど、「トミージョン受けなあかん。肘飛ぶ。」っていう発言はショックだった》

 といった声が多数挙がっていた。

「上原氏は10月6日に投稿した自身のYouTubeチャンネルで、巨人やヤンキースで活躍した松井秀喜氏についての話題で“松井さんが大谷選手みたいなスイングをしていたらもっとホームランが出ていた”とコメント。視聴者から“比較する必要がない”“あのスイングは大谷だからできる”“松井にも失礼”と異論が多数出る事態になりました。今回の肘のケガについての発言が物議を醸したのは、大谷選手に対して失礼だと捉えられる発言が続いたのも理由でしょう」

 かつて火消し役として名を馳せた名投手の“炎上”姿はファンも望んでいないだろう。