わたしも被害者なのです
この卑劣な事件は実際に被害に遭った女性たちのもちろんのこと、もうひとりの被害者を生んでいる。それは榊の元妻で、シンガーソングライターの和（55、本名：橘いずみ）だろう。1994年放送の安田成美が主演を務めた連ドラ『この愛に生きて』（フジテレビ系）の主題歌『永遠のパズル』でヒットしたことで名が知られるようになり、”女・尾崎豊”の異名をつけられたことも。また2021年3月31日に設立した音楽関連会社「株式会社ライラ」の代表取締役を務めるなど、芸能活動以外でも活躍の場を広げている。
榊とは2005年に結婚し、彼との間に2人の子どもを出産。報道直後の2022年4月には離婚に向けて、別居・協議を進め、同年7月には正式に離婚が成立している。
榊曰く“妻から許してもらっている”とのことだったが、実際は見解の相違があったようだ。
「2022年4月11日、和さんは公式サイトで、
《『妻から許してもらっている』とコメントするようなことに象徴される、耐え難い行き違いがありました。わたしも被害者なのです》
と強く批判しています。和さんは榊氏の作品である『蜜月』『ハザードランプ』の音楽担当も務めており公私ともに“パートナー”として過ごしていたため、裏切られたと一層強く感じたのでしょう」（音楽系メディアライター、以下同）
そんな苦難を乗り越え、本業であるシンガーソングライターとして活動し、昨年6月21日には6年ぶりにオリジナル・アルバム『放浪癖の星屑』を発売。ほかにもスタジオでライブを定期的に開催したり、YouTubeやポッドキャストで歌を披露するなど配信活動をしている。
「直近ではバレンタインに自身のインスタグラムを更新し、ディズニーランドに行ったことを報告しています。ベリーショートヘアーにミッキーマウスのサングラスをかけて満面の笑みを浮かべていますが、榊氏の逮捕後、SNSでは再び“元夫、ついにだね。大丈夫？”“元夫逮捕のニュースで心配になったけど和さん気にせず頑張ってほしい”など心配の声が寄せられています」
昨今さまざまな問題が表面化してきた芸能界。和と子どもたちの幸せを願って止まない。
