虎視眈々と狙う役者復帰

 実は美元自身、今年に入ってからウェブマガジンのインタビューで高嶋との離婚騒動を、

《真実と異なることが執拗に報道されました》

 と振り返り、金銭トラブルを改めて否定。なぜ今、10年以上も前のことを語ったのだろうか?

「よほどのことがない限り、1度スポットライトを浴びると、それを忘れることができないものです。今はシンガポールで実業家と結婚して、経済面では満足しているでしょうけれど、俳優としても注目されたいのでは」

 確かに、シンガポールでのCMに出演したり、娘と共にパリコレ出演も果たしている。また、インスタには《2拠点生活》《11ヶ国で仕事》《47ヶ国子連れ旅》といった言葉が並ぶ。

「自己顕示欲であふれてますよね(笑)。2019年にはミセスシンガポールに出場して、グランプリを受賞し、シンガポール代表として世界大会へも出場しています。もともとアジアンビューティーだし、女優としても評価が高かった。

 日本の芸能界に戻ろうとしても、離婚騒動も遠い昔の話だし、今さら高嶋家からの圧力もないでしょう(笑)。まして別れた高嶋さんも、2015年に再婚して今は幸せに暮らしています。“恩讐の彼方”ではないですが、過去は水に流せたのではないでしょうか」

 インスタには《何があっても歩き続けて未来を拓く》と綴っている美元。まさにその言葉のとおり、着々と活動の場を広げ、昨年には日本の芸能事務所と業務提携したことを明かしている。

 日本の芸能界に“美元リターンズ”となる日は、それほど遠い日のことではない?