契約は「一歩進んだと思ったら二歩下がって」

「STARTO社の社長に就任した福田淳氏は、独立問題で能年玲奈の名前が使えなくなってしまった俳優・のんさん(30)のエージェントを務め、彼女の活躍に尽力してきました。

 それだけに、旧事務所からSTARTO社と契約を結ばなかったタレントも、そうしたしがらみは無くなるのではないかと期待されていたので、光一さんのKinKi Kidsの名前が使用できなくなるという発言に驚いたファンも多かったです。

 光一さんは3月4日放送の自身のラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)でも、契約について、『一歩進んだと思ったら二歩下がって』を繰り返し、『結局、ずっと下がっとるやないか』と語っていましたね」(前出・大手芸能事務所関係者談)

 4月2日配信の『女性自身』では、光一は個人としてSTARTO社に残留するものの、KinKi Kidsとしては“完全独立”する方向で動いているとも報じられている。

 同日配信の『週プレNEWS』では今後について、「新しい会社と契約するかしないか、どうなるかは自分次第。残る方向でまとまっていっていて、あとはサインするかしないかというところまで来ています」と明かしながらも、慎重になっているのはやはり後輩のためでもあるとしている。

 また、新会社の頑張りもありつつ、権利関係が非常に複雑で、完全に移行するのには年単位でかかる可能性もあるという。

 前述のSTARTO社の総力をあげたドームコンサートにも『スケジュール都合』で出演しない見通しであるKinKi Kids。その背景には、後輩、そして旧事務所でKinKi Kidsや多くのタレント達が築き上げた歴史を守りたいという譲れない思いがありそうだ。