母・静香のゴリ押しの過去

2005年、スクールのお迎えに来た工藤静香と実母、CocomiとKoki,の親子3世代ショット
2005年、スクールのお迎えに来た工藤静香と実母、CocomiとKoki,の親子3世代ショット
【写真】「オーラ全然ないね」賛否となったCocomiのノーメイク自撮り

 Cocomiに対して《親の七光り》という声が上がるのは、いまに始まったことではない。たとえば2022年に放送された『第73回NHK紅白歌合戦』では、工藤静香のメドレーステージにCocomiがフルーティストとして登場。母娘共演が注目を集める中で、《フルート奏者だからといって紅白の大舞台で娘をゴリ押しするのってどうなの》《Cocomiも断らなかったんだな》という声が上がった。

 そもそもCocomiが2020年にメディアに初登場した際も、いきなりファッション誌『VOGUE JAPAN』5月号(コンデナスト・ジャパン)の表紙を飾るかたちでモデルデビュー。

 また2021年6月に公開されたアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』では、かつて声優養成所に通っていただけの経歴で、主人公・肉子ちゃんの娘で多感な年頃の少女・キクコ役を務めた。同作は木村・工藤と親交の深い明石家さんまがプロデューサーを務めているため、両親のプッシュがあったのではないかと邪推されても仕方がないだろう。

「モデルに声優にと活躍の場を広げているCocomiですが、音楽家としてはいまいちブレイク感がありません。ただ2019年に日本奏楽コンクールで最高位を受賞したり、2022年にニューヨークの名門レーベルから世界デビューを飾ったりと実力は本物だと思います」(前出・音楽ライター)

《親の七光り》という指摘を受けないためにも、“フルーティスト・Cocomi”としての輝きを磨いていってほしいものだ。