20140603 akasaka A
 超人気アイドルグループ解散後、2度の逮捕で芸能界から姿を消した赤坂。出所から1年半、そんな彼が“いわくの地”で新たなスタートを切っていた。気になる“今後の夢”“恋人の存在”“元メンバーとの交流”について聞いた。

 最初の逮捕の直前、彼は離婚。現在は小学6年生になる息子もいる。

「4、5年くらいは会ってないですね。でも、元奥さんとは近況報告もかねて頻繁に連絡をとっています。まぁ、子どもが会いたくなったら会いに来るだろうし、僕の仕事が落ち着いたら会いに行こうかな、とも考えています」

 新たな恋の可能性はないのだろうか。

「どうなんでしょうね(笑い)。今は仕事が楽しいから、特定の彼女ってなっちゃうといないかな。まぁでも、なきにしもあらずって感じですかね」

 また、光GENJIの元メンバーたちとのつながりも気になる。息子のDNA鑑定をめぐる騒動で渦中の人になった大沢樹生が、諸星和己とのツーショットを公の場で見せている。

「写真週刊誌に出た直後に、佐藤アツヒロから“諸星が連絡をとりたいって言っている”ってメールが来ましたけど、スルーしました(笑い)。解散したときにある程度の区切りはついているので、連絡をとりたいとは思わないです。ファンの方が来られて“戻ってきてください”“諸星クンが心配しているとライブで言っていました”とか言われてうれしいですが、一緒に何かやるってことは今の段階ではない。桐生クンと一緒にやっているような信頼関係が元メンバーとも芽生えたら、やるかもしれませんね」

 芸能界復帰は考えているのだろうか? 「オファーはあるし、桐生クンは“復帰しろ”って言う」としながらも、

「まったくないですね。今はバーの仕事に集中したい。ファンのみなさまに大変ご迷惑をおかけして申し訳なく思っています」

 神妙な顔で、改めて謝罪。そして、こんな正直な言葉が。

「(クスリの誘惑は)やっぱり、あります。けれども、それをやったら桐生クンとの、信頼関係がなくなってしまうし、お店もなくなってしまう。失うものの大きさがわかっているので、もう絶対にしませんよ。そんなことやっている場合じゃない」

 服役中に父親が亡くなり、死に目に会えなかったというつらい経験も。今はただ、成功して汚名を返上したい気持ちが強いそうだ。

「ファッションブランドのプロデュースもしたい。あとはやっぱり僕は音楽が好きなので、生バンドがいるお店を立ち上げたいです。ミュージシャンを目指す卵たちが、バイトでうまくシフトを組んで働けるお店を。イケメンの卵さん目当てにお客さんも来て、口コミが広がって人気が出れば相乗効果はありますよ」

 笑顔で夢を語った後に「すみません、もういいですか」と、長い立ち話を切り上げた。 後日取材に応じてくれた桐生クンは言う。

「周りは言うじゃないですか。“1回クスリやったらもうキツイよ”って。でも僕は絶対大丈夫だと信じています。僕も晃クンにどんどん仕事を振っているので、そんなヒマないですよ」