『RYNSHU』デザイナーのコメント

 インターネットで検索するとトップスのお値段、38万5000円。その高価さに震えつつ、取材班が『RYNSHU』広報に連絡を取ると――。

「フェス以降、問い合わせは結構来ているようですね! 僕は直接見てはいないのですが、フェスのステージでは、白いシルクシャツに長めのフリンジがなびいて、まるで不死鳥のようだったと聞きました。16年ぶりの復活ライブでの“新生・明菜さん”にはピッタリの衣装になったのでは」

 デザイナー・山地正倫周(やまじ・りんしゅう)氏が直々に対応してくれた。

フレアロングとスキニーのアシンメトリーパンツは動きが映える。(本人公式Xより)
フレアロングとスキニーのアシンメトリーパンツは動きが映える。(本人公式Xより)
【写真】「新生・明菜」にピッタリ! 話題の“38万円”トップス

「3月ごろ、明菜さんが南青山店に来店されて、今回の衣装であるメンズのシャツとウィメンズのパンツ、ブーツを選んでくれました。すべて2025春夏NYコレクションのもの。特別な衣装としてお使いいただいたので、同じ型のトップスは今のところ販売しない予定ですが、パンツとブーツはお買い求めいただけますよ。

 元バレリーナの妻・りえこがデザインしたブーツはとくに動きやすいと評判。明菜さんも妻と同じく幼少期からバレエを始めたということで、踊りやすさでセレクトしていただいたのだと思います。明菜さんファンの妻は本当に感激していましたよ!」(RYNSHU氏)

 流行りのオーバーサイズぎみの着こなしは、メンズシャツだったから? 明菜の着こなしテク、恐るべし! 『RYNSHU』はそもそも、量産アパレルメーカーではなく高級デザイナーズブランドなので、今回のように特別な衣装と同じものを販売することは、大変まれだそう。

 “明菜ちゃんと同じシャツ”は無理でも、パンツやブーツで明菜気分を味わうのもいいかも!?