結婚の極意とは
婚活は、それまで全く別の環境で生活をし、人間関係を築いてきた2人がお見合いという形で出会い関係を築いていきます。お互いのことを知っていくためには、たくさんのコミュニケーションをとっていくしかないのですが、最終的には、こんなことをチェックしてみましょう。
短気で怒りっぽい一面はないか
短気な性格の人は、こちらがどれだけ丁寧に接しても、ふとしたきっかけで怒りを爆発させます。そうした“発火点の低さ”は、もともとの気質なので、直りません。関係を続けるうえで大きなストレスになります。
お金の使い方が自分と合っているかどうか
倹約家の人が、大盤振る舞いをするパートナーと結婚すると、無駄遣いが気になります。また大盤振る舞いするのが好きな人が、倹約家と暮らすと、パートナーがケチケチしていることに息苦しさを感じます。お金に対する考え方や使い方が似ている人でないと、一緒に生活していくことがストレスになります。
愚痴が多くないか
相手に対して好意を持っている時には、愚痴を聞かされても、“私に心を許してくれている”と感じるでしょう。ところが、それが毎日の結婚生活となると、その時間がだんだんと苦痛になっていきます。愚痴の多い人は、ネガティブ思考なので、次第にその思考に気持ちが引きずり込まれてしまいます。
相手に尽くすことが好きな人ではないか
相手から尽くされると嬉しいものですが、相手に尽くすのが好きな人は、実はその奥に“相手に必要とされたい”“自分の存在価値を感じたい”という“依存”の気持ちが潜んでいます。健全な関係を築くには、“自分の気持ち”も大切にしながら、“相手のために何かをする”というバランス感覚が大切です。尽くすことと依存は紙一重だと覚えておきましょう。
自分ルールがあって、それを基準に相手を批判する人
自分ルールの強技ちる人は、そのルールを相手に求めるので、人間関係に摩擦が起きやすい傾向があります。結婚は“他人同士が一緒に暮らすこと”なので“違って当たり前”と思える柔軟さと、“相手の考え方を尊重できる余裕”が大事です。また、自分ルールの強い人は、支配力の強い人でもあります。
「決断」と「覚悟」のない人
お付き合いをズルズル引き伸ばす相手は、“決断できない人”です。今出せない決断は、半年後も1年後も出すことができません。また、“覚悟”がなければ、その後の人生を左右する結婚なんて、できません。
いかがだったでしょうか? 現在の婚活を見直して、ぜひ結婚を現実のものとしてください。
鎌田れい(かまた・れい)◎婚活ライター・仲人 雑誌や書籍などでライターとして活躍していた経験から、婚活事業に興味を持つ。生涯未婚率の低下と少子化の防止をテーマに、婚活ナビ・恋愛指南・結婚相談など幅広く活躍中。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。新刊『100日で結婚』(星海社)好評発売中。公式サイト『最短結婚ナビ』 YouTube『仲人はミタチャンネル』