5月5日、『最強大食い王決定戦2025 』(テレビ東京系)が放送されたのだが、出演者の食べ方や競技内容に疑問の声が上がっている。
「食べ方まじで汚くて見てられん」
今年で36年の歴史をもつ「大食い王決定戦」。昨年の大会は初参戦ながらアメリカの高校教師ジェフリー・エスパーが優勝。今回は日本のファイターたちがリベンジに燃えるという構図で繰り広げられた。気になる結果は、“ていねい木下”の愛称で知られるベテランファイター・木下智弘氏の優勝で幕を閉じた。
だが、SNS上ではこんな声が見られた。
《食べ方がまじで汚くて見てられん》

これについて芸能ジャーナリストはこう語る。
「優勝した木下さんは食前や食後のあいさつが丁寧だったことなどから、当時のMCである中村ゆうじさんから“ていねい木下”と名づけられました。若いころは比較的きれいに食べていたのですが、最近はなりふり構わず、スピード重視で食べていますね。今回も口いっぱいにほおばったり、箸を使わず皿から直接口で食べたりしていました」
もっとも、海外から呼ばれた大食い挑戦者なども手掴みで食べるなど、お世辞にもきれいとは言えない食べ方をしていたため、挑戦者個人の問題ではなく、番組の“見せ方”の問題といえる。SNS上でも番組全体に対してこんな意見が多くあった。
《最近の大食いってこんな汚く食べる人ばっか出てるの? 見てたら食欲失せた》
番組への厳しい意見が散見されるなか、名前が挙がっていたのが“元祖・爆食女王”のギャル曽根だ。
「この日は裏の日本テレビ系で放送されていた『有吉ゼミ』で大食いチャレンジをしていたこともあったためか、大食い王の出演者とギャル曽根の食べ方を比較する声が多かったんです。彼女は日ごろから鏡を見ながら食べ方を研究したり、夫でテレビ演出家の名城ラリータさんからもアドバイスを受けながら、おいしそうに食べる方法を考えているといいます。
ネット上でも《やっぱりギャル曽根ってきれいに食べるよね》《ギャル曾根ちゃん、また大食いに出場してくれないかなあ》といった意見が寄せられていました」(前出・芸能ジャーナリスト、以下同)
挑戦者たちの“食べ方”に注目が集まった今回の大会だが、それと同時に、問題視されていたものがもう一つあったという。
「準決勝は、自分で肉を“しゃぶしゃぶ”するしゃぶしゃぶ対決だったのですが、挑戦者のなかには少しでも早く食べようと、牛肉の赤みが残ったまま食べていた人もいました。加熱が不十分な肉は食中毒の危険もはらんでいますので、番組サイドは対決食材を見直す必要もありそうです」
「大食い王」はテレ東のドル箱コンテンツだ。次回こそは評判のいい大会にしてほしいものだが――。