「これが悪手でした」とは、騒動の取材を続けるベテラン芸能リポーターの見解。
「不祥事を起こして説明や釈明することなく即引退、これまでも稀に見る手法ですが、まるで説明責任から逃げ、しかも疑惑は残ったままと、中居さんにも同様に不信感が高まっています。そして弁護団を使って“反論”させ、また橋本氏に内幕を明かせたのも全てが人任せに映ってしまう。
本人は“引退した身”が故の行動と言いたのでしょうが、ならば引退前にもいくらでも説明責任を果たすチャンスはありました。いや、“無実”を証明したいのならば明日でも、今日にでも緊急会見に臨んでも全く遅くはない」
自ら説明責任を果たさないことへの違和感
国民的スターSMAPの元リーダーとして、はたまた多くのレギュラー番組を抱えた国民的司会とも称された中居。いわば“しゃべりのプロ”である彼が、自らの口で説明責任を果たさないことに確かに違和感を覚える。
2020年2月21日には、旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)からの独立会見に弁護士の同席もなく1人で臨み、約2時間にわたって報道陣の質問に受け答えし、“神会見”とも讃えられた中居だ。
「中居さんが言う“非常に微妙な問題”もあるならば、おそらく“守秘義務”の件なのでしょうが、そこは弁護士を同席させつつ話をすればいい。第三者委員会への反論意思を示した以上、またAさんとの言い分に“食い違い”があるのなら、それを堂々と証明していけばいい。
芸能界を引退しても人生は続きます。自身の“人権救済”をしたいのならば、自ら表に立って“一世一代の会見”を開いてほしいものですが、それでもステージに立てない事情でもあるのやら」(前出・芸能リポーター)
はたして中居が“復帰”することはあるのだろうか。