LAレイカーズのレブロン・ジェームスと握手を交わす佐々木朗希(公式インスタグラムより)
LAレイカーズのレブロン・ジェームスと握手を交わす佐々木朗希(公式インスタグラムより)
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 そして2024年シーズン終了から1か月後、前年よりロッテに掛け合っていた、ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦が容認された佐々木。そして翌年1月に念願叶って、契約金650万ドル(約10億1600万円)でドジャースと契約合意に至ったがーー、

《MLBだと痛みやケガを隠すのって 契約違反の可能性あるんじゃない?》
《佐々木朗希選手も違和感あったのに契約や交渉する時に言わなかったのはまずいわ、とは思った。アメリカは契約社会だもん》

 SNS上で危惧されたのが、万一にも「右肩痛」を自覚しながらも伝えることなく、ドジャースに入団したのならば“契約違反に当たるのではないか”との声。

前田健太は減俸、岩隈久志は移籍自体が白紙

 2016年、前田健太投手(37)が広島東洋カープからポスティングでドジャースに移籍した。が、契約直前のメディカルチェックで「右肘に懸念材料がある」と指摘され、年俸を8年総額2500万ドル(約28億円)と大幅に抑えられた経緯がある。

 前田の一件を例にすると、佐々木もまた契約時に「右肩痛」が発覚していれば、金銭面を含め、なんらかの契約事項に引っ掛かるのではないか、そう心配されているわけだ。MLB事情に精通するスポーツライターに話を聞くと、

「選手契約で莫大なマネーが動くメジャーでは、ドジャースだけでなく、全球団が入団時のメディカルチェックを課しています。特に投手の場合、特に“消耗品”である肩、そしてメスが入りやすい肘の検査は細部まで行われ、結果次第では契約条件が見直されることも」

 2015年末にも、一時はドジャースと3年55億円の大型契約で移籍合意に達しながらも、メディカルチェックによって「健康上の問題」を理由に白紙。破談後に古巣のシアトル・マリナーズと“出戻り”契約を交わした岩隈久志氏(44)の例もある。