2025年3月17日、日本に帰国して公式練習に参加した佐々木朗希
2025年3月17日、日本に帰国して公式練習に参加した佐々木朗希
【写真】佐々木朗希、結婚前に見せていた美人女優とのデレデレショット

「当然ながら、佐々木投手もチェックを受けたはず。実は米メディアでも昨年の夏頃、佐々木投手を“将来有望な選手”ランキングの上位に数えながらも、日本での登板数、イニングの少なさから“メディカルチェックが重要”との条件も折り込まれていました。

 ドジャースも懸念材料は承知の上で、それでも23歳と若い、まだまだ伸びしろがある才能に惚れ込んでの契約だったのでしょう。今回、検査結果では骨や筋肉に異常は見られなかったとのことですが、長期的な治療、調整プログラムが組まれると思います。復帰はオールスター前後になるかもしれません」(前出・スポーツライター)

ドジャースは右肩痛を把握していたのか

 16日に日本メディアの取材に応じた、ドジャースのアンドルー・フリードマン編成本部長は、佐々木は「サイ・ヤング賞投手になれる才能がある」と称した上で、右肩痛を抱えての契約に至ったことについても、

「大きな問題ではない。本当に大きな問題というのは、回復に1年から1年半を要する大手術が必要なケースのこと。今回は炎症を抑えて、身体をしっかり強化させることが重要です。そうすれば、正常に投球できる状態に持っていけるもので、重大な問題とは捉えていません」

 ドジャースにとって佐々木の故障、そして契約についても“Big problem”ではないことを強調。当然、“契約違反”とみなされることはなさそうだ。

 メジャー移籍の夢を半ば押し切って実現させたことに、“わがまま”“自己中”などと批判もされた佐々木だけに、今回の故障で「見たことか」との心無い声も聞こえてくる。復帰後にはNPB同様、MLB打者を圧倒するパフォーマンスで、23歳での移籍が正しかったことを証明してほしいが。