“性的魅力”のピーク

「日本人の平均寿命は戦後すぐの1946年では男性50・06歳、女性53・96歳だったのが、2024年には男性81・09歳、女性87・14歳になりました。今や40歳は人生の折り返し地点にも満たない年齢で、社会的に“若く”なったのは間違いない。加えて栄養状態の改善やヘルスリテラシーの向上によって日本人の身体的な老化が抑制され、“高齢者”の基準を現在の65歳から75歳に引き上げる動きも出ています」

 とは、ハナ・ビューティークリニックの古賀愛子院長。日本人全体が社会的・肉体的にも若返っているなんて!

「見た目が若いと内臓も若いという研究結果も。また男性の性的魅力は40歳から50歳でピークに達するのに対して、女性は40歳を境に性的魅力が低下するといわれています」(古賀院長、以下同)

 となると40歳が男女のモテの分かれ目なのか。

『ザ!世界仰天ニュース』に出演し、永野芽郁の隣で子どもについて語っていた田中圭(Xより)
『ザ!世界仰天ニュース』に出演し、永野芽郁の隣で子どもについて語っていた田中圭(Xより)
【写真】どんな気持ち? 永野芽郁の隣で子どもについて話す田中圭

「男女問わず、年齢とともにますます魅力が増していく方と、そうでない方の差が如実になるのが“40歳”くらいだと感じます。魅力的な方は、美容医療も上手に活用しながら若々しい外見を維持しつつ、年齢や個性にマッチした自分なりのオシャレを楽しんだり、仕事や趣味に打ち込んだり、人として素敵です。

 男性では仕事のキャリアで得た経験や自信、人生の価値観を確立した安定感、結婚生活や育児で培った寛容さや包容力など20~30代にはない余裕や遊びがあり、魅力的な方が多い。人生100年時代、40代はまだまだこれから人生を豊かに楽しんでいくスタート地点なのでしょう」

 令和の40男はモテ無双!


取材・文/山部和歌子