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ー 「白石聖なら不倫の心配なさそう」

 女優の白石聖が、2026年度のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で、出演を辞退した永野芽郁の代役を務めることが、5月20日までにわかった。

「白石聖なら不倫の心配なさそう」

 永野は4月に『週刊文春』で俳優・田中圭との“二股不倫疑惑”を報じられたばかり。その影響などを考慮し、5月18日にNHKへの出演辞退を申し入れ、局側もこれを受理していた。

「『豊臣兄弟!』は豊臣秀吉の異母弟で名参謀として知られる豊臣秀長の人生を描いた作品。永野は仲野大賀演じる主人公の幼なじみ・直役を務める予定でした。6月中旬のクランクインとあって、NHK側は早急に代役を選定。永野や仲野と同じ事務所の若手女優たちの名も挙がったようですが、最終的には『だから私は推しました』『しもべえ』『大奥』など数々のNHKドラマに出演し、局への貢献度の高い白石に白羽の矢が立ちました」(スポーツ紙記者、以下同)

 白石は高校時代にスカウトされ芸能界入り。2016年にデビューし、2019年には「ゼクシィ」12代目CMガールに起用され一躍注目を集めた。2020年にはドラマ『恐怖新聞』(フジテレビ系)、2023年のドラマ『とりあえずカンパイしませんか?』(テレビ東京系)などで主演を務めるなど、確実にキャリアを積み重ねてきた実力派である。

 そして5月11日には、9年間所属していた芸映プロダクションから、戸田恵梨香や有村架純、吉岡里帆を擁する大手・フラームへの移籍を発表。「女優としてさらなる飛躍をできるよう、努力を重ねてまいります」とコメントしており、まさに“新章”がスタートしたタイミングでの大役抜擢となった。

 そんな白石に寄せられる信頼には、演技力だけでなく、彼女の“清廉な人柄”も大きく影響しているという。

「10代から芸能活動を続けている白石ですが、これまで一度も大きなスキャンダルを報じられたことがありません。2023年にドラマ『しょせん他人事ですから』に出演した折りでのあるインタビューでは、共演の中島健人から『可憐で清楚』と評されたイメージについて聞かれ、『私は叩いてもホコリはまったく出ないと思うんです(笑)。清楚なのかはわかりませんが、そう見ていただけたらいいですね』と“清廉潔白”を宣言。

 ネット上でも今回の代役抜擢について、『白石聖なら不倫の心配なさそう』『永野芽郁より全然いい』と納得の声が相次いでいます。NHKとしても、永野の代役で選んだ女優が再び騒動を起こすような事態は避けたいはず。白石の安定したイメージや誠実な言動も、キャスティングの決め手になったのではないでしょうか」

 2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』では、主演級キャストだった沢尻エリカが薬物事件で降板。代役を務めた川口春奈がプレッシャーの中で見事な演技を披露し、一躍評価を高めた。

「白石も今回の代役をきっかけに、さらに飛躍しそう。“透明感のある正統派”という彼女の武器が大河の重厚な世界観でどう花開くのか、今から楽しみです」

 ピンチヒッターとしての出演が、彼女にとって最大のチャンスとなるかもしれない。