5月27日、屋内型複合レジャー施設「ラウンドワンジャパン」は大阪市にあるラウンドワンスタジアム千日前店で、女性配信者による「極めて悪質な迷惑行為」が確認されたことを公式サイトで発表した。
チェーン店で迷惑行為が続く理由
迷惑行為が行われたのは5月26日午前5時ごろ。ライブ配信サービス『ふわっち』の女性配信者がカラオケルーム内で配信。その際に備え付けのグラスに放尿。それを飲んだあとに嘔吐もしたという。
同社は配信者からの申告を受けて、行為が行われた可能性のある店舗内のグラスをすべて廃棄。迷惑行為に対して警察に相談していると明らかにしている。
SNS上では、
《これはスシローの件みたいに厳しく処罰して欲しい》
《まともになるまで社会やネットに出てくるな》
'23年1月に岐阜県内の回転寿司チェーン「スシロー」で少年が醤油差しを舐めた動画が拡散された際には、同社は約6700万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴(その後、和解)。
今年4月に「くら寿司」で皿を戻す投入口に、開封された避妊具が置かれた写真がSNSで拡散された際も、同社は「厳正な対応をしていきます」と週刊女性PRIMEの取材に厳しいコメントを寄せている。

SNSやライブ配信で迷惑行為が途絶えない理由を、ITライターはこう指摘する。
「今は後先を考えずに目立つ、バズるのを目的にしている人も多いので、似たようなお騒がせ事件が増えれば増えるほど、真似する人が出てきてしまう。仮に裁判で多額の損害賠償を支払うケースが出てきても、“バズってナンボ”という価値観のうちは真似する人は出てきてしまうのでは」
迷惑行為を行った女性配信者はXで、
《自分がバカ過ぎて本当に自業自得だ なんでこんなことしてしまったんだろう 真面目にちゃんと生きたい...》
と反省の弁を述べている。今回の騒動を機に“バズりこそ正義”という風潮がなくなってほしいものだ。