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ー 実は料理などの家事全般が苦手

 5月下旬、夕暮れ時の都内某所で、子どもの手を引いて歩くひと際オーラを放つ女性がいた。その女性は現在放送中の連ドラで主演を務める女優で。

「多部未華子さんが、人通りの多い道でお子さんと歩いていたんです。子どもを急かしがちになる親も多いかもしれませんが、多部さんはお子さんの歩幅に合わせて歩き、優しく話しかけていました。また、偶然居合わせたお子さんの友達にも話しかけていましたよ。多部さんは茶色いキャップをかぶり、軽く変装をしていたものの、明らかに“多部未華子”でした(笑)。すれ違う人たちも思わず二度見していましたが、本人はまったく気にしていない様子でしたね」(目撃した女性)

 そんな多部は、4月クールの連続ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系)に主演中。家族のために“家事をすること”を選んだ専業主婦を演じた。TVerのお気に入り登録者数は120万人超え。今期話題のドラマのひとつになった。

「この日の多部さん親子は、夕食を回転寿司で済ませたようです。お寿司の握りは130円からで、1人の単価はおよそ3000円とリーズナブル。また、サイドメニューやデザートも充実しているため、お子さんはうれしいでしょうね。個室がない店舗ですが、店内でお寿司を楽しんだようですよ。ドラマ撮影で多忙な時も、お子さんとの時間を大事にしているんでしょうね」(居合わせた客)

 多部といえば、2019年に写真家の熊田貴樹氏と結婚。2021年に第1子を出産したが、母親として悩みもあるよう。

実は料理などの家事全般が苦手

多部未華子演じる詩穂は家事という名の仕事で村上家を支える(『対岸の家事』公式SNSより)
多部未華子演じる詩穂は家事という名の仕事で村上家を支える(『対岸の家事』公式SNSより)

「ドラマでは、2歳の娘を持つ母親役。一方、プライベートでは今年4歳になる子を持つ母親で、日々育児に追われているそうです。ドラマの劇中では家事を完璧にこなしていますが、私生活では、料理などの家事全般が苦手なんだそう。特に揚げ物の調理が億劫だと聞きました。しかし、お子さんは揚げ物が大好きということで悪戦苦闘しつつ、挑戦しているそうです」(芸能プロ関係者、以下同)

 また、テレビ局関係者の一人は、彼女の仕事に対する姿勢をこう語る。

「多部さんは撮影中、自分の映り方をあまり意識しないんです。女優さんであればみな、カメラを向けられたら“きれいに撮ってほしい”と思うでしょう。しかし彼女は、自分の映りより、良い作品にしたいという気持ちが強いんです」

 さらに、彼女に取材をしたスポーツ紙記者はこう語る。

「取材ではあまり取り繕わず、正直に話をしてくれる方で、とてもナチュラルなんです。その上で、芯をしっかりもっている方。だからこそ公私共に飾らずに自然体でいられるんでしょうね」

 常に自分らしく……。それが多部の生きる道!