大谷以外で注目のメジャーリーガーは?
5. ほかの日本人メジャーリーガー
「今年は調子のいい投手が多いです。ドジャースの山本由伸投手やニューヨーク・メッツの千賀滉大投手、シカゴ・カブスの今永昇太投手は各球団のエース。野手ではカブスの鈴木誠也選手も素晴らしい活躍をしています」(前出・友成さん、以下同)
6. ドジャースのライバル
連覇を目指すドジャース。ライバルはどこなのか。
「伝統的にはサンフランシスコ・ジャイアンツです。両チームともナ・リーグ西地区に属していますが、以前は共にニューヨークに本拠地を置き、同じ'58年にドジャースはロサンゼルスに、ジャイアンツはサンフランシスコに移転したという背景もあります」
日本人選手が壁になるかもしれない。
「今永投手や千賀投手が活躍していて、カブスとメッツは同じナ・リーグ。このままいけば両チームともプレーオフに出てくるでしょう。プレーオフで当たった場合、ドジャースのワールドシリーズ進出も簡単にはいかないです」
7. 大谷個人のライバル
2シーズン続けてMVPに輝いている大谷だが、こちらにもライバルがいる。
「カブスのピート・クロウ=アームストロング選手がこのままいけば、40本塁打&40盗塁の“40―40”を超えるペースで本塁打と盗塁を量産し、ナ・リーグのMVP候補に。大谷選手はホームランを打つペースが上がってこないとMVPが危うくなりそうです」
8. アメリカ人レジェンド
「最初に名前が挙がるのは“元祖二刀流”のベーブ・ルースでしょう。投手としてデビューしましたが、打撃でも頭角を現すように。通算714本のホームランを放ち、投手として94勝を記録しました。ドジャースには黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンが所属。人種差別の激しかった'47年から10年間プレーし、背番号《42》はメジャーリーグ全球団で永久欠番に。毎年4月15日は『ジャッキー・ロビンソンデー』として全球団の選手、監督、コーチが《42》の背番号で試合を行います」(在米ジャーナリスト、以下同)
9. 日本人レジェンド
「ドジャースなどで活躍した野茂英雄さんは2度のノーヒットノーランを達成するなど、日本人メジャーリーガーの道を切り開いた存在です。野手ではイチローさんが初めてメジャーリーグに。'04年にはメジャーリーグの最多記録となるシーズン262安打を放ちました。この2人が先駆者として語られがちですが、'64年に村上雅則さんがアジア人で初めてメジャーリーグの舞台に。野茂さんがアメリカに渡ったのが'95年なので、それより30年以上前に戦っていたレジェンドです」
10. 大谷のグッズが欲しい
「全国で期間限定ショップがオープンしています。大谷選手が実際に使用したボールといったお宝グッズが販売されることも。MLBの公式オンラインショップで購入できます。大谷選手のスポンサーになっている企業がグッズの当たるキャンペーンをすることもあります」(スポーツライター、以下同)