中村児太郎の余計なひと言

 児太郎は「記事の内容につきましては、私の認識と食い違うところがたたありますが、これらの点を追及することより、互いの関係の収束に向けた真剣な話し合いを速やかに完結することが大事であると考えています」とコメントした。

「それが余計なんです。記事との認識の違いなんて、書く必要はない。火に油を注ぐだけ。警察沙汰になったことは明らかですし、診断書も暴力を証明している。ただ単に『話し合いをしている』だけでいいのに、危機管理が足りない個人事務所の悪さが出たコメントですね」

 対する松竹は「報道にあります暴力行為につきましては、既に本人への確認を進めておりますが、引き続き弊社として独自の調査を行って参ります。今後はその調査を踏まえ、また、当事者間の話し合いの状況を見定めつつ、適切な対応を行う所存でございます。」としている。

 演劇関係者がコメントの真意を読み解く。

「話し合いを進めて、早く離婚することが第一条件。慰謝料を払って、きちんと和解することを望んでいるようです。ただそうなったとしても、暴力を振るうということは、重大なコンプラ違反。松竹としては、すぐさま歌舞伎座に復帰させるわけにはいかないでしょう。難しいかじ取りが迫られると思いますよ」

 隠し妻にDVの発覚。「成駒屋」の看板にも傷がつくし、御曹司の女性に対する高圧的な地金も透けて見える今回のトラブル。8月には父・福助との親子共演も予定されているが、開演できるかどうかは誠に心もとない。