石川県出身で、『24時間テレビ』では能登復興支援を担うチャリティーパートナーを務める浜辺。すでに県内の小中学校でのロケを終えて、本番ではVTRと会場の国技館から被災地の現状を伝える予定だという。
「会見では2人の直接の掛け合いはありませんでしたが、本番でも全くないのは不自然に映ります。永瀬さんと浜辺さんのカップル共演は話題性十分で、少しでも番組の“負のイメージ”を削ぎたい日テレとしては、どうやって画角に2人を収めるか、構成と演出にも力が入るのでは?」(前出・芸能デスク)
チャリティー番組と謳いながら、チャリティーマラソンのランナーをはじめ、出演者には多額のギャラが支払われている“矛盾”を指摘されるなど、年々“不要論”が高まっている『24時間テレビ』。
着服事件で懲役3年、執行猶予5年の有罪判決
追い打ちをかけたのが、元日本海テレビの元局長・田村昌宏被告による寄付金の着服事件。6月20日の裁判では、業務上横領の罪に問われた田村被告は着服した理由について、報じられていた「飲酒やスロット」等の私的流用を否定し、「翌年以降の寄付金額の維持や増加のため」と弁明している。
対する検察側は、書類の偽装工作や自身の口座に入金していたことなどを追求し、「全く信用できない」として懲役3年を求刑。結果、鳥取地方裁判所は7月17日、田村被告に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡している。
この有罪判決をシビアに見るのは全国紙・社会部記者。
「それでも2024年には、歴代2位となる15億8955万4167円の“善意”が寄せられ、さらに47年間で集まった寄付金の累計金額は449億円とされています。日本テレビは全額をチャリティー事業費に活用しているとのことですが、地方局では着服が繰り返されていた事実から全ての内訳を把握していないことを露呈したとも言えます。
この寄付金の疑惑がつきまとう以上、いくらステージ上で華やかな演出がなされようとも、視聴者はどこかで疑いの気持ちを持って放送を見ているのではないでしょうか」
いっそのこと『名探偵コナン』の題材にしてみてはどうか。