「論点をすり替えるな」

「もちろん、共生の道を探ることは大事ですが、世論の中には蓮舫氏を《信用できない》という声があります。2016年、彼女が台湾と日本の国籍を持っている“二重国籍”が問題になりました。その後、台湾籍を抜いて日本籍のみになったのですが、実は議員になる前に雑誌のインタビューで《今、日本人でいるのは、それが都合がいいからです。日本のパスポートはあくまで外国に行きやすいからというだけのもの》《いずれ台湾籍に戻そうと思っています》と発言。この発言は、日本に対する愛国心がないと取られても仕方ありません」(政治ジャーナリスト)

2024年7月、都知事選で街頭演説をする蓮舫氏
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 自身が台湾籍も持っていたこともあり、外国人政策に対しては特別な思いもあるのだろうか。世間からは、

《誰もアンタに出て行けって言ってないよ》

《外国人政策は外国人を排斥や差別することじゃない。この人の言ってること及び理解が全くもって違う》

《問題の論点をすり替えるな》

《違う違う、問題視されているのは迷惑行為をする外国人だけ。立憲はまさか全外国人が対象だと思ってるの?》

 など、あくまでルールを守らない外国人への対策のはずが、すべての外国人が対象かのように話がすり替わっているとの指摘が多く寄せられている。

 皆が暮らしやすい国になるためには、“共生”と“規制”のどちらも大事なのではないだろうか――。