目次
Page 1
ー 「四季系インフルエンサー」と名乗ったサニバニ氏
ファッションモデルのサニバニ氏(本人のインスタグラムより)

 7月21日放送の日本テレビ系『月曜から夜ふかし』で、過激ファッションで物議を醸したモデル・サニバニ氏が登場し、ネット上で波紋を呼んでいる。

「四季系インフルエンサー」と名乗ったサニバニ氏

「この日は“海の日”に合わせて『海で聞いた個人的ニュース』を放送。番組スタッフが江の島を訪れた際、砂浜にたたずむド派手な女性に目を留め、インタビューを試みました。女性は青いロングヘアに青の水着、腕や首には大量のアクセサリーという強烈なビジュアル。隣には、金髪にサングラス、青いつけ爪、ブレスレットを身に着けた男性も一緒におり、2人はほかの海水浴客とは明らかに違う雰囲気を漂わせていました」(芸能ジャーナリスト)

 女性は自らを「四季系インフルエンサー」と名乗り、「私、結構、四季を大事にしていて、日本って季節があるじゃないですか? 季節によって、めっちゃ本気で遊ぶ」と主張。夏の楽しみ方として「川と海にめっちゃ行って、川に行くなら、めっちゃ人魚になる」と自慢していた。

 すると、女性の名前のテロップこそ表示されなかったものの、その見た目から“サニバニ氏”だとすぐに気づいた視聴者も多く、放送中からネットで話題に。

《炎上しまくりの人じゃん》
《日テレは近年の迷惑行為を知ってて出したんか?》
《収録カット出来なかったのか…》

 など、ブーイングの嵐が巻き起こっていた。この背景について先の芸能ジャーナリストが続ける。

「サニバニ氏が川に行って人魚になると語った際に全裸にボディペインティングを施して川べりに横たわっている彼女の画像も紹介されたのですが、写真を見たスタジオの村上信五さんは『えっ!』と驚きの声を上げていました。また『四季系インフルエンサー』という肩書きで紹介されたときも過去の過激な衣装の写真が複数枚インサート。これらの画像からも、この女性がサニバニ氏であると視聴者はすぐにわかったようです」

 また、そこまでSNSが騒然とするのには理由があるという。

「サニバニ氏は強烈なファッションで世界で活躍する“アーティスト”という体裁をとりながらも、実際には過激なパフォーマンスや迷惑行為が目立っていました」(前出・芸能ジャーナリスト、以下同)

 同氏をめぐっては2023年12月、サンタクロースをイメージしたかのような露出度高めの真っ赤なビキニ姿で都内の地下鉄のホームに登場し炎上。さらに今年2月の映画『ウィキッド ふたりの魔女』のジャパンプレミアイベントには、左半身を緑のペイントで塗って出現。そのペイントが他の来場者の服に付着したとされ、さらにそれに対して挑発的なメッセージをSNSに上げて物議を醸した。

 芸能プロ関係者は、今回の出演の経緯にも疑問を呈す。

「番組では通常、街頭インタビューの際に使用許諾の書類を交わします。撮影時点ではスタッフが彼女を“素人”と考えていた可能性もありますが、のちに写真を取り寄せる際に正体はわかったはず。炎上続きの彼女を編集でカットするという選択肢もとれたはずなのですが……」

『月曜から夜ふかし』は今年3月に中国人のインタビューVTRを捏造して謝罪に追い込まれたばかり。なにかと人騒がせな番組だ。