バズれば金になるシステムに問題

 今回、威力業務妨害の疑いで書類送検となった女性配信者。当然と言えば当然の措置と言えるが、

《30歳ってもういい大人じゃん。生配信中にグラスに◯尿ってあまりにも異常すぎるだろ》

《この手の輩は実名報道するべき。善悪の分別がついてなさすぎ》

《いや顔も実名も出せよ。迷惑配信者は大した罪に問われなくても、企業が被るイメージダウンはえげつないんだよ。どこ行っても後ろ指さされることをしたって自覚しろ》

 などと、世間では批判の声が再燃している。

ラウンドワンで不適切行為を行った後の女性配信者の投稿(本人のXより)
ラウンドワンで不適切行為を行った後の女性配信者の投稿(本人のXより)
【写真】こんな可愛い女性が…ラウンドワンのグラスに迷惑行為をした女性配信者

 また、

《迷惑行為だろうがなんだろうが、過激なことをして認知度さえ上がれば金になるシステムが良くないよね》

《犯罪行為とかフェイク動画の収益化を止めるようなシステムは作れないの?収益の振込までに違反通報が一定数以上あれば振込を停止するとか》

 と、“バズったもん勝ち”の配信システムに対する批判の声もあがっている。

『ふわっち』に限らず、YouTubeでも配信者の迷惑行為は問題になっている。2023年には“私人逮捕系”YouTuberが都内のコンサート会場で、チケットを高額転売したとして女性に詰め寄る動画を配信。しかし、この女性は転売とはまったく無関係だったのだ。YouTuberは無関係の女性を撮影し公開したとして、名誉毀損の疑いで逮捕されている。

 一向に無くならない“迷惑配信”。何らかの法的整備が必要な段階に来ているのかもしれない――。