「ヘルプマーク」グッズが炎上

 椎名のグッズ関連の騒動は、今回が初めてではない。2022年には、アルバムに付属する3種類のグッズのうち、2種類のデザインが「ヘルプマーク」「赤十字マーク」に酷似しているとして大炎上。アルバムが発売延期となる騒ぎに。

 特に問題視されたのが、外見からはわからなくても援助や配慮を必要とする人がそれを周囲に伝える「ヘルプマーク」に類似したグッズだ。類似したものが出回ると、本当に支援を必要としている人が援助を受けられなくなる可能性があるとして大きな批判を浴びた。

「このときは、CD発売元のユニバーサルミュージックがグッズについて、《椎名林檎本人が参画・監修した制作物ではありません》と説明。椎名さん自身は、問題に対してノーコメントでした。椎名さんのこの対応にがっかりした人は多かったようで、《デザインに関わっていなかったとしても、“椎名林檎”の名前を使って出すCDについてのことなのだから本人もコメントすべき》との意見が散見されました」(同・芸能ライター)

旭日旗に酷似していると話題、椎名林檎グッズのミニフラッグ(Xより)
旭日旗に酷似していると話題、椎名林檎グッズのミニフラッグ(Xより)
【写真】過去にも炎上…物議を醸している椎名林檎の“旭日旗”グッズ

 しかし、今回の“旭日旗騒動”では、椎名を擁護する声が目立つ。ネット上ではむしろ、

《国を守る自衛隊の旗に問題があるわけがない、気にしすぎ》

《これに文句を言うくらいなら、甲子園の朝日新聞の社旗にも文句言わんとな》

《以前からある、縁起物の柄でしょ?》

《日本の若者まで旭日旗を悪と思い込まされているの本当にキモい》

《好きなライブにイチャモンつけないでください》

 など、過敏な反応に対してやや冷ややかな意見が寄せられていた。

 独特の世界観から、時に物議を醸しがちなモチーフを使用する椎名。今回は擁護する声が多かったが、今後もグッズのデザインには注意する必要があるかもしれない。