2023年12月、たくさんの人に惜しまれつつ、この世を去った八代亜紀さん。“演歌の女王”と呼ばれた彼女を冒涜するようなCDの発売が今年4月21日にあった。鹿児島市にある「ニューセンチュリーレコード」から発売されたCDには、過去の彼女の名曲とともに、特典として若いころの私的な写真が封入されていた。
故人を辱めるような行為に対して、生前の八代さんが所属していた「ミリオン企画」の元社長・大野誠氏は、
「本件問題作の発表そのものは極めて不愉快な出来事であり、絶対に許すことのできないものであります」
とコメントを発表。さらに、刑事と民事を問わず、あらゆる手続きを進めていることも明かしていた。
そのCDが発売されてから4か月がたち、ニューセンチュリーレコードのホームページが更新された。
《弊社が所有している物は、ヌード写真13枚の他、八代亜紀が当時に着用していたステージ衣装や実際に本人が着用していたブラジャー・少しシミの付いたパンティーなど。この様な商品をDVDや写真集として発売するかは現在思案中です》(ニューセンチュリーレコード公式サイトより)
大野氏や遺族からの訴訟は一切ない
私的写真付きCDに続く驚愕の第2弾の予告。週刊女性がニューセンチュリーレコードに問い合わせたところ、電話口に出た男性は次のように答えた。
「弊社のホームページにも載っているとおり、発売は来年になるでしょう。本なのかCDなのか具体的な形式は検討中です。何か決定したらホームページで発表します」
第1弾の写真を含め、第2弾で発売する商品の所有権も契約書を交わし、八代さんがかつて所属していた会社から買い取っているという。
「契約書には個人の使用物も含まれており、すべて弊社の所有物で、第三者に訴えられても発売を止められることはありません。実際に、CD発売のときから法的手続きに入ると言っていた大野氏や遺族から訴訟などの通知は一切来ていません。あちらにはその権利がないのですから、訴訟を起こせるわけがないのです」