鬼滅旋風が世界各地で止まらない!
「『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が7月18日に公開され、史上最速の8日間で興行収入100億円を突破。9月15日には330億円を記録しました。スタジオジブリの『千と千尋の神隠し』(316億円)を上回り、歴代2位にランクイン。1位は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の407億円と上位2位を鬼滅が独占。飛ぶ鳥を落とす勢いです」(全国紙記者)
『鬼滅の刃』の洋題は
そして、鬼滅人気は国内にとどまらない。

『無限城編』はアメリカとカナダで9月12日に公開されてからわずか3日間で北米興行収入1位を獲得。米映画情報サイトのボックス・オフィス・モジョによれば14日までに計7000万ドル(約103億円)の収入を同作が記録したという。これは、日本が8日で100億円を突破したよりも、ずっと早いペースだ。
ちなみに、『鬼滅の刃』は洋題で『Demon Slayer』(鬼殺し)となる。
スタジオジブリの『千と千尋の神隠し』の洋題は『Spirited Away』(神隠し)。ディズニー映画の『アナと雪の女王』は『Frozen』(凍らされる)、『塔の上のラプンツェル』は『Tangled』(絡まった)という原題で、邦題とは印象がまったく異なる。
「邦題と原題が全然違いますが、基本的には、映画の配給会社が決める場合が多いと映画プロデューサー・三谷匠衡さんがWEBコラム『下から目線のハリウッド』で明かしています。また、最近の映画の原題は、『Frozen』や『Tangled』のようにタイトル自体がすごくシンプルになっているそうです」(前出・全国紙記者)
なんと『カールじいさんの空飛ぶ家』の原題は『Up』(上へ)。シンプルすぎでは……? と日本人だと感じてしまいがちだが、これも文化の違いか。
映画の原題に注目して、知識として持っておくのも新たな映画の楽しみ方かも!?