大手牛丼チェーン店『すき家』が11月11日から販売を開始している“ローストビーフ丼”。すき家の公式ホームページ上では、ローストビーフ丼のリリースを掲載。
そこには、《自社製のローストビーフは低温でじっくり加熱することで、やわらかな食感に仕上げました。刻みニンニクやブラックペッパーを使った醤油ダレは、お肉やごはんと相性抜群。(中略)旨みの詰まったローストビーフと、ニンニクが効いた濃厚な醤油ダレ、まろやかなたまごが調和した、至福の味わいをご堪能ください》など、すき家のこだわりが綴られていた。
ローストビーフ丼に不穏な空気
今回のローストビーフ丼はすき家初の試みということで、大きな話題を集めていたが、発売から約1週間が経過した今、不穏な空気が漂っているという。
「SNS上で、“お店が公表している写真と実物の見た目が違いすぎる”という指摘が複数上がっているのです。盛り付けに対しての批判ならまだしも、明らかにローストビーフではない、お肉が提供されている写真もありました。一体、何のお肉が使用されていたのでしょうか…。すき家は即座に対応するべきだと思います」(フードライター)
このすき家のローストビーフ丼について、SNS上では、1000万回以上も表示される投稿も散見された。
こうした指摘が上がっていることをすき家は把握しているのだろうか。広報に問い合わせてみると、
「販売中の“ローストビーフ丼”について、適切な状態で提供されていなかった旨の投稿が複数あることを確認しており、当社として大変重く受け止めております。お肉が異なるように見受けられる投稿については、ローストビーフではなく、誤ってベーコンを提供してしまった可能性が高いと考えております」
と回答があった。今後の対応については、
「この事態を受け、調理時および提供時の確認を徹底するよう、全店舗に緊急指示を発出済です。同様の問題が再び発生しないよう、再発防止に努めてまいります。お客様にご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます」(前出・すき家広報担当者)
とのこと。
誤りは誰にでもあることだが、同時多発の原因は何だったのだろうかーー。
















