
9月上旬の夜8時ごろ、大阪にあるラグジュアリーホテルから、上白石萌歌が出てきた。
「白いTシャツにサイドラインの入った水色のジャージをはいて、足元はサンダルというラフな服装でした。ただ、グレーのクロシェハットを深くかぶり、黒いマスクもつけて“変装”はしっかりしていました。大阪ということもあり、手には“たこ焼”と書かれたビニール袋も持っていましたよ」(目撃した女性)
どうして、彼女は大阪に?
「この日は、大阪で萌歌さんが出演する舞台『震度3』の公演が行われていました。俳優の赤堀雅秋さんがプロデュースしており、8月の東京公演を皮切りに、9月上旬に大阪、9月中旬に福岡と全国3か所で上演。荒川良々さんやSUPER EIGHTの丸山隆平さんなども出演していました」(演劇ライター)
上白石が目撃された日は午後1時開演の昼公演のみが行われており、
「萌歌さんは、本番を終えるとすぐに、宿泊していたホテルに戻ったようです」(前出・目撃した女性)
上白石は今回の舞台について、稽古がスタートする前のインタビューで、
《自分自身に貼っているレッテルを壊して、新たな自分を発見したい》(『HOMINIS』2025年7月22日付)
と話していた。観劇した人のSNSでは、その演技を絶賛する声が相次いでいる。
そんな上白石は、女優としての顔以外にも、
「フランス語で“さよなら”という意味を持つ『adieu』という名義で歌手として活動しています。2017年に映画『ナラタージュ』の主題歌を、名前を伏せて担当したことをきっかけに、2019年に正体を明かすと歌手として本格的に始動しました」(スポーツ紙記者、以下同)
心を救うような音楽を届けられたら

この秋は、音楽活動にも精力的に取り組んでおり、
「9月23日に約1年ぶりとなるワンマンライブを開催予定で、28日にはフェス出演も控えています」
上白石は、自身が歌うことによって、
《誰かの心を救うような音楽を届けられたら》(『MeMeOn』2021年10月7日付)
という思いがあるという。その信念は、女優としての仕事中にも貫かれているようで、冒頭の外出の際には、
「ホテルに戻ってくるとき、手には楽譜をコピーしたようなものを持っていました。ライブの本番が目前に迫っていたため、宿泊中にも下準備をしていたのかもしれません」(前出・目撃した女性)
11月7日には声優を務めるアニメ映画『トリツカレ男』が、12月12日には主演を務める映画『ロマンティック・キラー』の公開を控える多忙な萌歌。
そんな中でも音楽に真摯に向き合う彼女の歌は、きっと誰かの心を救うはず!