呆れた弁明に、市民の怒りが収まるはずはなかった。9月24日『NEWSポストセブン』で報じられた、群馬県前橋市の小川晶市長と市役所幹部の男性部下との「ラブホ通い」報道。市長は翌25日に記者会見を開いたが、そこで語られた内容はなんとも滑稽なものだった。
小川晶市長の“クリーン”な信念
「小川市長は、男性部下と10回以上ラブホテルを利用したとされていますが、“男女の関係はない”と主張。ホテル代は私費で払っており、ラブホテルで密会した理由については、“安心して話ができる場所として男性職員から提案があった”と説明しています。市長は独身ですが、相手の男性は妻帯者。“誤解を招く軽率な行動だった”と謝罪した市長でしたが、あまりに無理がある弁明に加えて、群馬県内で記録的短時間大雨情報が発表された9月10日にもホテルを利用していたことで、《市民の命より男優先か》と批判が殺到しています」(全国紙社会部記者)
今後の進退については「弁護士や支援者とも相談しながら考えたい」としている小川市長。2024年2月に市長選を勝ち抜いた彼女が掲げる理念や政策は、現在も公式サイトで公開されている。そこには、《#前橋に笑顔を》《#市民同感》というポリシーと共に、《不祥事(談合事件)を生じさせず、利権・しがらみのないクリーンな市政へ》の記述も。

そんな“クリーン”な信念に反する行動が発覚した市長に対して、市民からは、
《自分が特大の不祥事やらかしてて草》
《笑顔をって、ある意味政策通り笑わせてもらったけどそうじゃないだろ》
《ラブホテルで会議する人と市民が同感だと思われたくないです》
など、ツッコミが殺到している。
「小川市長への批判は前橋市民にとどまらず、ネット上では《前橋市庁には会議室がないのか》《前橋の人はラブホで打ち合わせするんですか?》《部下がラブホで会議してても文句ないってこと?》と、糾弾の声が後を断ちません。市長は男女関係を否定していますが、《いやAVかよ》《10回以上って……完全に歯止め効かなくなってるやん》《選挙に勝って性欲に負けた》など、不信感はまったく拭えていない状況です」(前出・社会部記者)
誰がどう見ても“クロ”と言える、致命的なスキャンダルを起こした小川市長。本当の意味で市民を笑顔にするために、取るべき行動は――。