しかし会見では、そんな“弁護”にツッコミを入れるかのように報道陣から的確な質問が投げかけられた。
「離婚訴訟などでは、ホテルで密会して“男女関係はなかった”と言っても通らない。法曹界出身者として脇が甘すぎないか」
記者の「通らない」の質問に力無く
2011年に政界入りするまで、特に家庭問題を専門とする弁護士職に努めていた小川市長。公式HPに掲載する政策チラシにも《弁護士として》と、《人権と暮らしを守り自分らしく大切に!》との“市民に寄り添う”政策を掲げている。
仮に、彼女が弁護士として「不倫問題」の依頼を受けた際、依頼人へのアドバイス、そして法廷でも「一線は越えていない」と弁護するのだろうか。記者の質問に、
「ただただ、申し訳ないと言うしかありません」
それ以上の自己弁護をやめて頭を下げるしかなかった小川市長。
今後、“人権と暮らし”を踏みにじられたとして、幹部男性の妻から不貞行為を訴えられた時にはやはり「一線は越えていない」と無罪を主張するのだろうか。