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 清水ミチコが今年の正月以来、2度目となる武道館単独ライブを12月30日に開催する。

「ひとりで舞台を独占できる快楽もあって、何度でもやりたくなってしまいました」

 そのタイトルは、『国民の叔母 清水ミチコの一人フェス IN 武道館SPECIAL』。

「国民の弟とか妹はあるけれど“叔母”っていう微妙な距離感が面白いんじゃないかと(笑い)。私のものまねのレパートリーは、だいたい好きなアーティストで占められていて、今回の舞台ではおよそ100人は登場します。チケット代が6500円なので、ものまね1人につき65円で楽しめます(笑い)」

 小さいころから歌とものまねが大好きで、レパートリーは数知れず。テレビでは見られない、ライブならではのネタも満載。

「例えば、生い立ちメドレーっていうのがあるんです。桜田淳子さんから、山口百恵さん、松田聖子さん、宇多田ヒカルさん、椎名林檎さん……と私が小学生時代からのものまねを年代別に歌うんです。でも、ネタがすごくマニアックで、テレビではやれないものも(笑い)。今回の武道館は8割方が新作。毒もあるけど愛も詰まったネタばかりなので、ライブならではの醍醐味を味わってほしいです」

 ものまねのみならず、気になる時事ネタや人物の顔まねも得意。今年まねしたのは?

「マクドナルドのカサノバ社長、韓国のナッツリターン姫、大塚家具の親子の“謝罪シリーズ”や林修先生ですね。評判はいいんですけど、ライブでやったら林先生だけ反応がイマイチで(笑い)。似すぎていてもだめだし、説明っぽい感じでもだめ。手短でも、その人のポイントを突くのがいいみたいです。声まねでは、藤田ニコルさんに注目していて、ライブでも披露しようと思っていますので、ぜひお越しください!」

 『国民の叔母 清水ミチコの一人フェス IN 武道館SPECIAL』が12月30日に日本武道館で行われる(開場15:00/開演16:00)。全席指定6500円(お土産付き)。お問い合わせ先0570-550-799

撮影/伊藤和幸