
アメリカの著名な高級ライフスタイル誌『TOWN&COUNTRY』が、10月号の表紙に小室眞子さんを起用し、6ページにわたる大々的な特集記事を掲載したことが話題を呼んでいる。
眞子さんのアメリカ風イラスト
「創刊から175年以上の歴史をもつ同誌は、ファッション、アート、文化、セレブのライフスタイルを伝えることで知られています。今回、その表紙を飾った眞子さんの特集は、渡米後の私生活、その背景にある決意に焦点を当てた内容となっています」(アメリカ在住ライター、以下同)

特集記事では、眞子さんが夫の小室圭さんと共にニューヨークへ移住して以来、静かに暮らしていることを伝えている。
「眞子さんと小室圭さんとのなれそめから、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブル、渡米後の職業や引っ越し、そして出産に関する報道などが詳細に書かれています。
何より、ふたりがプライバシーを最優先し目立たずに静かに暮らす姿は、世界的な注目を集めながら露出を続ける、イギリス王室のハリー王子とメーガン妃の事例とは正反対としてポジティブな論調で書かれています」
今回、注目を集めているのが使用している写真だ。表紙に使われている写真は、2019年5月に天皇陛下の即位の際の一般参賀のものを利用しており問題はない。ところが、特集内で使われているイラストが、いかにもアメリカ的な“加工されたイラスト”で非常に印象的なものになっている。
「日本の皇室報道においては、写真やイラストの加工や強い演出はまずありえません。あくまで自然体で、謙虚さや品位を保つことが重視されます。
ところが、特集ページに登場した小室眞子さんのイラストは、写真を加工したような風合いでニューヨークの街中でスマートフォンを使いながら買い物をする日常的な姿をしています。服装はTシャツにデニムのジャケットとパンツというカジュアルなスタイルで、肩にかけたバッグからは野菜が見えるなど、ごく普通の市民生活を送っている様子です。
しかし、このイラストには、写真のように見せるために大胆な光沢と立体感を強調する加工が施されており、さらにカジュアルな服装にもかかわらず、頭にはティアラがつけられています。これは、元プリンセスがニューヨークに溶け込み暮らしているという、眞子さんの特別な状況をアピールする視覚的な演出がされています」(皇室担当記者)
“元プリンセス”という肩書きに頼らず、新しい人生を切り開く眞子さんたちの姿は、まさにアメリカの“自立した強い女性”として認められた証。眞子さんが心から望んだ穏やかな日々が、これからも続いていくことを願わずにはいられない。