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ー 天皇ご一家の“サプライズ”登場

 9月13日から9月21日まで、東京・国立競技場で開催された世界陸上。天皇ご一家は午後8時半前に会場の貴賓席に到着され、男子・女子の4×100メートルリレーや女子走り高跳び決勝などをご覧になった。

天皇ご一家の“サプライズ”登場

「日本男子は2008年の北京、2016年のリオデジャネイロオリンピックで銀メダル、2017年、2019年の世界陸上では銅メダルを獲得していただけに、期待が寄せられていましたが、今回の結果は6位入賞。メダル獲得には至らず、選手たちは悔しさをにじませていました。天皇ご一家はスタート直後から選手たちに拍手を送り続けられるなど、熱心に見届けられました」(皇室担当記者、以下同)

 東京が舞台での世界陸上は34年ぶり2度目。ご一家揃っての観戦は今回が初めてのことで、両陛下は双眼鏡を手に持ち、愛子さまとともに説明に耳を傾けられた。

「ご一家がスクリーンに映し出されると、会場はどよめきと拍手で包まれていました。実は、この日のご一家のお出ましは“サプライズ”で、元々は天皇陛下おひとりでの観戦を予定していたのです。日本選手たちの活躍を直接見学し、その奮闘を称えようと雅子さま、愛子さまも足を運ばれたのかもしれませんね」

 ご一家のサプライズお出ましに、ネット上では、

《テレビでご入場のタイミングを映してくれていたので感激でした》
《やっぱり天皇御一家はお出ましになるだけで人々を幸せにし笑顔にする》
《とても楽しそうな笑顔、心が和みます。テレビで観ましたが凄い歓声でしたね》

 などの声が上がる一方で、

会場に到着された天皇ご一家
会場に到着された天皇ご一家

《今日のリンクコーデ最高ですね!》
《爽やかなお色のお召し物で、御一家でのリンクコーデが絶妙ですね!》
《皇后陛下のスカーフ!凄く綺麗。やっぱり着回してスカーフで違う印象にする!センスが他と違う》

 というコメントも散見された。

「この日、陛下は黄緑色のネクタイを着用され、雅子さまと愛子さまは鮮やかなライトグリーンのジャケットをお召しになられるなど、“リンクコーデ”を披露されました。

 雅子さまは首元にスカーフをまかれ、小物を上手に使われていましたが、このスカーフは大会のメインカラーである“江戸紫”を基調としたものだったのです。小物を使い、コーディネートに彩を持たせるだけでなく、そこに心遣いも含まれているという雅子さまらしいスタイリングだったと思います」(皇室ジャーナリスト)

 “リンクコーデ”で終わらせない雅子さまなりのコーディネート。大会関係者もその気配りに気が付いたことだろう。