10月21日、衆議院と参議院でそれぞれ行われた首班指名選挙で、自民党の高市早苗総裁が選出され、第104代首相となった。憲政史上初の女性首相の誕生となる。
小野田氏の“気質”を憂慮する声
同時に高市早苗内閣の顔ぶれも明らかとなり、自民党の小野田紀美参議院議員が初入閣を果たした。
「小野田さんは、経済安全保障担当のほか、外国人との秩序ある共生社会推進担当、内閣府特命担当大臣を務めます。注目は外国人との秩序ある共生社会推進担当です。この担当は新設であり、小野田さんはかねてより違法外国人に対して批判的な立場をとってきただけに、どのような手腕を発揮するかが気になります」(政治ジャーナリスト、以下同)
だが、ネット上では小野田氏の“気質”を憂慮する声もある。
《小野田さん、感情的で速攻ブロックするしそのうち失言で叩かれないか心配》
《小野田紀美氏を検索したらブロックされていた。先んじすぎてる。他にもそういう方が多いみたい。河野太郎氏を超える「ブロック大臣」の誕生じゃん》
小野田氏は“勝ち気”な人物として知られる。
「2022年の参院選では、与党で連立を組んでいた公明党の支援を受けずに岡山選挙区から出馬して当選を果たしています。7月29日に行われた自民党の両院議員懇談会の場で、石破茂首相に退陣を強く要求したことでも知られます。非公開の音声がマスコミに報じられ、自身のSNSで音声の漏洩に関して苦言を呈しました。“怒り”などの感情をあらわにするポストも多く見られます」
小野田氏はXやYouTubeなどを積極的に活用して情報発信をしているが、“ブロック”の多さでも知られる存在だ。
「ネット上では“絡んだことがないのにブロックされている”といった悲鳴が相次いでいます。どうやら自分の名前などをエゴサーチし、批判的な意見を予防的にブロックしているものと見られます。大臣ならば、議員時代以上に有権者である国民の意見を幅広く聞かなければいけない立場ですから、この“ブロック癖”が悪い方向に作用しないと良いのですが……」
高市内閣は初入閣メンバーの多さも注目を集めている。小野田氏もその一人となったが、これまで見せていた“勇ましさ”がネックとならないよう願いたい。
















