群馬県前橋市の小川晶市長が、既婚の男性職員と複数回ラブホテルを訪れていた問題がいまだ尾を引いている。10月22日には市議会の77会派(33市議)が辞職を求めて、出直し選への立候補を促す申し入れ書を提出した。
アイドル顔負けの表紙&グラビアの冊子を発行
そんな中、発売中の『週刊文春』で不適切な資金処理が見つかったことが報じられた。
「小川市長が群馬県議を務めた'11年から'24年まで『きらきら通信』という活動報告冊子を年3~4冊、合計44冊を発行していました。その冊子の表紙と巻頭グラビアを小川市長がアイドルさながらに飾っていたのですが、これに多額の公金が投入されていたそうなんです」(全国紙社会部記者)
同誌によると確認できた範囲の'20年から'23年の4年間の合計で、800万円以上の県議会の政務活動費が『きらきら通信』のために支出されていたという。
ラブホテル報道でこの冊子も注目を集めておりネット上では、
《小川あ”きら”だから「きらきら通信」なのかw》
《自分大好きすぎやろ》
とツッコミが入っている。
「県議活動を市民に分かりやすく伝える手段として、初当選した'11年に『きらきら通信』をスタートさせました。当初はシンプルなデザインだったものの、市民に活動を内容をより伝えやすくするため、写真やイラストを多用するように。'12年冬号で着物姿の小川市長が登場すると、そこから“小川晶通信”化していった感じですね」(前橋出身の出版関係者)
一部男性支援者からは“前橋の長澤まさみ”とも呼ばれるなど、騒動後も多くの支持者を集める小川市長。一方で、今回の騒動で多くの前橋市民からは厳しい声が飛んでいる。
「騒動前は市民のために頑張っている女性市長と好印象だったのですが、今回の件で前橋自体のイメージまでダウンしましたからね。1度だけならまだしも、何度もホテルに行ってオトナの男女が打ち合わせをしただけ、と信じる人はいないでしょう。責任をとって辞職するべきですよ」(前橋在住の50代女性)
また地元で行われるイベント出演の欠席も続いているという。
「23日から前橋競輪場で『G1寛仁親王牌』という大きなレースが開催されているのですが、通常なら開会式で市長が登場するのに今回の騒動の影響か、今回は副市長が挨拶を務めました。続投するのなら、公務もきちんとこなすべきでしょう」(地元紙記者)
17日に行われた緊急会見では、自身の給与を50%減額した上で市長を続投する意向を伝えた小川市長。既婚男性との“不適切”な密会に加えて浮上した、不適切すぎる資金処理問題。前橋市民のためにも、自らの言葉で説明をしてほしいがーー。
















