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ー NHKの報道姿勢に批判殺到

《10月22日、NHKニュース7が、超偏向・歪曲報道!昨日就任式を挙げた高市内閣の特集で、意図的に受け手に不安感や否定的イメ―ジを与える手口で高市早苗総理と高市内閣を攻撃した。映像を水平でなく角度をつけて訴求するのもプロパガンダ手法の一つだ》

NHKの報道姿勢に批判殺到

 10月23日、ジャーナリストの西村幸祐が自身のXで冒頭のように投稿。この投稿は10月24日午後時点で、1000万回を超える表示がされており、話題を呼んでいる。

「NHKは“ダッチアングル”という意図的に構図を傾ける技法で高市内閣を映し出したと指摘されています。実はこのダッチアングルは視聴者に不安や恐怖の印象を与えることがあるのです。西村さんは“矮小化や非難したい対象に対して行われるもの”と説明していました」(政治ジャーナリスト)

 西村氏は「受信料拒否どころではない」とNHKを強く批判。西村氏のポストに対し、参政党代表の神谷宗幣氏は《またこんなことをやっている。中に変なのがいるのか? またみんな受信料払わなくなってしまいますよ》と反応。

 ほかにも、日本保守党の北村晴男氏や百田尚樹氏なども反応し、NHKへの不信感を示している。

NHKが使用した“ダッチアングル”という撮影技法
NHKが使用した“ダッチアングル”という撮影技法

 ネット上では、

《わぁ~!本当ですね。全部映像が傾いている。NHKは、こんな卑怯なやり方で印象操作をしているんですね》
《もう公共放送としての価値はないですね。NHKは縮小から廃止を》
《これ相当やばいだろ。国会で徹底的に追及すべき。(中略)公共放送が聞いて呆れる。恥を知れ》

 など、国民も不快に感じているようだ。

「NHKは民間放送ではなく、公共放送です。視聴率や利益を求めるのではなく信頼できる情報を公平・中立の立場から報じなくてはなりません。意図的にダッチアングルを使用したわけではないのかもしれませんが、こうして関心が寄せられている以上、直ちに意図を説明するべきなのでは」(前出・政治ジャーナリスト)

 NHKの公式ホームページで、会長の稲葉延雄氏はSNSなどで真偽の定かでない情報が氾濫しているとしたうえで、《私たちNHKは、視聴者・国民が「本当に知りたい」と思っていることに真正面から向き合い、それにお応えしていく責務があると考えています》と綴っている。

 ダッチアングルで映された箇所はわずかではあるが、その技法を意図的に使用したのだろうか。NHKの見解を待ちたい。