《駆除するなんて熊がかわいそう酷すぎる。》
《山に帰っておなかいっぱいにどんぐり食べてほしい 人間の都合でクマさんをいじめるのほんとにかわいそうで涙が止まらない》
《よく、こんなかわいい動物を、 目の前でこんな風に動き、生きている熊を殺せるよ クマを殺す奴、ハンターに天罰が下りますように》
全国各地で多発しているクマ被害は森や山林だけでなく、市街地での甚大な人身被害も急増している。そんな連日のクマ出没情報に、猟友会ハンターによる駆除活動も追いつかなくなっている中、各市町村には今なお「駆除するな」「森に返せ」などのクレームが寄せられ、関係各所が対応に追われているようだ。
ネット上でも冒頭のような「クマがかわいそう」とする駆除否定派の声も根強く聞こえ、「駆除はやむなし」「人の生活と命が優先」とする肯定派との衝突もたびたび見受けられ、互いに誹謗中傷ともとれる批判が向きあう事態になっている。
「中にはメガソーラー建設に反対する“活動家”も含まれているように見えますが、多くはクマ被害とは遠く離れた都市部からの苦情やクレームが多いと聞きます。彼らにとって“クマ”は動物園にいる愛くるしい子グマ、またはデフォルメされた人気キャラクターやアニメ作品のイメージなのかもしれません」(全国紙・社会部記者)
そのクマ論争において“とばっちり”とも言うべきか、「クマといえば…」とのイメージが強いのか、ネット上で動向が注目されるアーティストが。
擁護派がイメージする熊そのもの
《このクマ問題の中、宇多田さんはどう言う感想を持っているのか気になったのは確か。クマといえば宇多田ヒカル》
《宇多田ヒカルさんは、今はぼくはくまをライブで演りにくいだろうな。》
《宇多田ヒカルの「ぼくはくま」 擁護派がイメージする熊そのものではないだろうか 宇多田に罪は無いけど》
2006年11月にシングル『ぼくはくま』をリリースした宇多田ヒカルだ。同曲は「クマ好き」で知られる彼女が手がけた童謡で、NHK『みんなのうた』でも放送され、さらに絵本の題材にもなっている楽曲だ。
2006年といえば、クマによる人的被害がそれまでの過去最多の年間145人に上った年であり、以降は環境省が月別の統計を取り始めることおになった節目の年。なお2025年は、10月時点ですでに180人となっている。
同様に多くの死傷者を出したのが2010年(147人)、この時には人里に降りてきたクマを補殺すべきか放獣すべきか、ネット、メディアを含めての議論が巻き起こった。





  
    










