《ぼくたちん家 の主題歌いいなあって思ってたらヒロトがつくってたんかー なるほど》
《最後にかかる主題歌があまりにも好きですごく良い一日の終わりを迎えられて好き》
新聞記者やコメンテーターからの評価は高い
こんな声が寄せられているのは放送中のドラマ『ぼくたちん家』(日本テレビ系)。初回視聴率5.1%と苦戦が伝えられるなか、主題歌『バームクーヘン』は思いのほかに評判がいい。
「元は甲本ヒロトさんが作詞作曲したザ・ハイロウズの名曲なんですが、今回は及川光博さん、手越祐也さん、白鳥玉季さんというメインの3人が歌っています。レコーディングの動画がYouTubeにもアップされて66万回も視聴されているそうです」(テレビ誌記者、以下同)
主題歌の発表前には及川か手越が担当するのでは? はたまた手越がボーカルを務めるロックバンド・T.N.Tかも? とヤキモキしていたファンたちも、
《及川さんも手越くんも上手いので 歌まで聴けるなんて贅沢》
と、納得した様子。
物語は心優しいゲイのおじさん・玄一(及川)が帰る家をなくした若きゲイの中学教師・索(手越)に出会い、好きになってしまう。
同じアパートに住む索の教え子の女子中学生・ほたる(白鳥)は両親と離れて一人暮らしで、母から預かった3000万円で玄一に親子契約を持ちかける。さらに索もアパートの隅で車中泊をすることになり、奇妙な共同生活がはじまって、という内容。
LGBTQの恋愛、光石研演じる毒親、児童相談所、犯罪に関係するっかもしれない大金などなど。現代社会の様々な問題を詰め込んだストーリーだが根底には、不器用だけど人と人とのつながりを大切にする優しさがあふれている。
そんなドラマの背中を押してくれるような主題歌に、視聴者からは共感の声が続々届く。
《あたたかい世界観にぴったりで3人の歌声が優しく重なり合う感じが本当に沁みる》
《せかせかした毎日でこういう雰囲気大事だ》
《すっごくいい形で期待を裏切られたというか、こんな世界観のドラマを見せてもらえるんだってドラマへの期待値がまたグンと上がってしまった》
ツッコミどころの多い作品と言われながらも重いテーマをコミカルに描く姿勢には、視聴率という数字以上の評価が。
「新聞記者の座談会やコメンテーターの評価は高く、秋ドラマの中では上位に入っています。色物かと思われていた手越さんの演技も評判がよくて、一話ごとに次回を楽しみにするコメントが増えています」
主題歌から火が付いての巻き返しが期待される。











