『しんぶん赤旗日曜版』による、日本維新の会の藤田文武共同代表(44)が自身の公設秘書が代表を務める会社に機関紙やビラの印刷デザインなどを約2100万円も発注していたという報道。
藤田共同代表は定例会見でこの件の質問にも応じたが、「それは自由じゃないですか?」「何がおかしいんですか?」「それはあなたの感想であって、一般的な商習慣というのを全く知らないだけだと思います」と、感情を露わにしたことで、「態度が悪い」「逆ギレ」「何さま?」と批判が殺到した。
藤田共同代表「名刺公開のせいではない」
特に問題視されているのが『しんぶん赤旗』の記者の名刺をXで公開したこと。同紙の編集局と編集長は「権力監視の報道を妨害し、威嚇するもの」として画像削除と謝罪を求めるも、藤田共同代表は「携帯電話(番号)は消しているし、メールアドレスのドメインも消している。それ以外の番号は公開情報」との考えを示した。
「いち記者のフルネームだけでなく、メールアドレスのドメインも赤旗のホームページを見れば誰でもわかるので、事実上公開したも同然なんです。さすがにこれはやりすぎなのでは、と恐怖に近い感情を覚えた人は多いのではないでしょうか」(全国紙政治部記者)
この行為によって、記者に5500通を超える大量のメールや電話がかかってきていると『しんぶん赤旗』が報道。中には「刺されないよう前後左右気をつけないといけない」などの命の危機を思わせる書き込みもあったという。
6日、YouTube番組『ReHacQ』に生出演した藤田代表が、改めてこの件に言及。「5500件を超える嫌がらせのメールが届いているのは名刺公開がきっかけでは」という質問に対し、
「メールは隠しているんだから公開のメールに入れられてるんだと思うんですけど、僕はその名刺のアドレスのドメインも携帯も隠してるんで。だから電話とかは僕が名刺を公開したからじゃなくて、この事象について言われてるんだろうし」と、自らが公開したせいではないとの姿勢を崩さなかった。
さらに「ちなみにうちの電話もむちゃくちゃ鳴ってますから、両方に鳴ってるってことで」と苦笑した。
















