選挙ドットコム側は「事実無根」と声明

 この一連の騒動に対し、選挙ドットコムは10日、Xの公式アカウントを通じて「【弊社サービスに関するX投稿について】」と題する声明を発表した。

「当該投稿には、特定政党(政治家)のSNS支援に関して、弊社の事業として一切行っていない事実無根の内容が含まれていました。弊社のサービス内容に対する誤解を招く投稿であったため、現在、弊社は当該政党に対し本件についての申し入れを行っております。(中略)特定の政党や政治家のSNSアカウントを開設・運用するなどの行為は一切行っておりません」とし、事実に基づかない情報拡散には法的措置を含め厳正に対処する方針を明かした。

「立憲の米山隆一議員もこの炎上に対し、『句読点の位置が悪く誤解を生んでいますが、元よりその様な内容ではない』自身のXで誤解を生んでいることを強調していました。確かに選挙ドットコムでは『ボクネタ』というSNSやネット戦略を支援するサービスを提供していて、サービス上の誤認・言い方に問題があったとも言えるでしょう」(政治部記者)

 選挙ドットコムの声明の翌日、やなぎや東三楼氏は「選挙ドットコムに頼んで支部のアカウントを増やすという投稿の部分と、あたかも選挙ドットコム様がポストやリポストを増やしてくれるかのように受け止められる投稿の部分は、全く事実ではありません。この様に事実ではない誤解を招く内容を投稿してしまったことを猛省しています」などとして謝罪したが、

「じゃあどういう意味だったんだよ」「いやこれじゃぜんぜん釈明になってないでしょ」など、納得のいかない声も多いようだ。