目次
Page 1
ー 国分太一「コンプライアンス違反」の中身
Page 2
ー 国分が望む“対外的な説明”
Page 3
ー 「オンライン署名」始動も

 元『TOKIO』の国分太一が、日本弁護士連合会に人権救済申し立てを行ってから3週間が過ぎた。

国分太一「コンプライアンス違反」の中身

 これまでの経緯を振り返ると、6月20に日本テレビが会見を開き、福田博之社長が突如として人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!』から国分を降板させることを発表。理由について「複数のコンプライアンス違反」を挙げたが、具体的な内容については「プライバシーの保護」を理由に明かさなかった。会見で記者の質問に対し、福田社長は「被害者がいるかどうかについても申し上げられない」とし、「刑事告訴事案ではないので(刑事告訴)は考えていない」と答えるだけだった。

 国分はいったい、何をしたのか……。ファンだけでなく、メディアや業界関係者を含め、多くの人がモヤモヤを抱えてしまったことは言うまでもない。福田社長に対しては、「中身のない会見なら開く必要がない」など、業界内からも非難の声が上がったほどだ。

 国分自身は《長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因》と謝罪のコメントを出したが、「コンプラ違反」の具体的な中身については言及しなかった。

 そして、福田社長の会見があった5日後の6月25日、『TOKIO』は解散を、国分は活動休止を発表。27日にはメンバーの松岡昌宏が囲み取材に応じたが、こちらもコンプライアンス違反の中身については「城島も自分も知りません」と、明かすことはなかった。

 タレントの「コンプライアンス違反」といえば、浮かぶのは主に“パワハラ”“セクハラ”なので、マスコミはこぞって疑惑に関する記事をあげたが、どれも憶測の域を出ず、依然真相は明らかになっていない。