11月27日、「新しい地図」のオフィシャルサイトで、ファンクラブ会員限定で香取慎吾出演のNHKの番組観覧募集が告知され、SNS上で歓喜の声があがった。
お互いを認め合う親友
今回募集された番組は、12月8日の夕方に東京都内で行われる収録で、応募期間は11月27日17:00から29日23:59までと、わずか3日間。しかも、平日の夕方集合という厳しい条件にもかかわらず、大きな喜びの声があがった。スポーツ紙記者がその理由を教えてくれた。
「サイトで告知された募集概要の出演者のところに、『香取慎吾&山本耕史さん』と、二人の名前が並んでいたからです。香取さんと山本さんは長年の親友として知られており、それを知っているファンがこのタッグの実現に喜んだのです」
二人は2004年放送のNHK大河ドラマ『新選組!』で、香取が局長・近藤勇を、山本が副長・土方歳三を演じたのだが、その際に山本が香取の携帯電話の番号を入手するまでの話はファンには有名だという。
「二人が親友となる決定打となったのが、携帯電話の番号交換をめぐる“攻防”です。山本さんは、香取さんが人と連絡先を交換しないタイプであることを承知の上で、あえて強引にアプローチ。連絡先を知らないまま食事に出かけた二人はダーツバーに行き、香取さんが携帯を置いたわずかな隙を突き、山本さんはその携帯から非通知を解除して自分の携帯へ電話をかけて番号を入手したのです」(スポーツ紙記者、以下同)
山本は、番号を“盗んだ”あとに香取さんに電話をかけ、留守電に「俺の勝ちだな」と残したという。この大胆な行動が香取さんの心を動かし、公私ともに深い信頼関係を築くきっかけとなったのだ。
また、香取と山本は仕事の上でもお互いを認め合っているという。
「山本さんは香取さんについて、まるで『微動だにしない重圧感というか……真ん中で柱が立っているような安心感』があると表現。香取さんも山本さんを『他の人と共演していても出会うことができない強さ』と評し、対談などでお互いの存在を率直に認め合っています」
そんな特別な絆を持つ二人が、NHKという舞台で今度は歌とトークを披露する予定だというからSNS上では《香取慎吾と山本耕史で歌とトークだなんて、楽しみでしかない》、《何そのドリームシチュエーション。NHKやってくれたな!見るぞ!》といった声が上がっているのだ。
さらに、2025年9月から、二人の原点である大河ドラマ『新選組!』が20年以上の時を経てNHKオンデマンドで初めて配信スタートしたばかり。
“新選組コンビ”が再びNHKでの共演を果たすことは、ファンにとっては思わぬクリスマスプレゼントなのだろう。
















