料理を担うことの多い女性に刺さる、インパクトのあるタイトルに惹かれた人も多そうだ。
「タイトルはかなり悩んだのですが、自分が一生懸命作ったものに対してこう言われたら腹が立つなという気持ちと、勝男が実際に作ってみるお話なのでわかりやすいかなと思い、『これだ!』とひらめきました」
ドラマ化でキャストとの交流については?
「キックオフの際と撮影見学、そして打ち上げの際に皆さんにお会いしましたが、演者さんはもちろん、ほかのスタッフの方も含め原作をすごく大切にしていただいてる感じが伝わってきてうれしかったです。
でも緊張していてあまり記憶がありません!」
背中を押してあげたい気持ち
ドラマ化にあたり望んだことは?
「原作『じゃあ、あんたが~』で描きたい『変わりたいと思った誰かの背中を押してあげたいという気持ち』を大切にしてほしいということと、自分の専門外の知識を補うためにジェンダー監修の方を入れてほしいことだけお願いしまして、あとは自由にやってほしいとお伝えしました。
もともとこの作品が、みんなで考えたい問題を主題にしているので、ドラマを作るスタッフさん、キャストさんたちで再構築してこの物語に取り組んでもらえたらうれしいと考えてそう伝えました。結果、とても良い作品になりドラマ制作の皆様に感謝しています」
と谷口さんも納得の仕上がりに。
当たり前だと思っていた自分の価値観で誰かを傷つけていないか、勝男と一緒に学んでいくのも本作品の見どころの一つかも。











