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ー 性犯罪に巻き込まれる少年・少女たち
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ー “みだらな行為”というワード

 香川県観音寺市内で16歳の少女に性的暴行を加えた疑いで、14歳の男子中学生が再逮捕された。男子中学生は10月5日、SNSを通じて知り合った少女に同意無くみだらな行為をしたという。犯行は午前1時19分頃から午前1時46分ごろまでの間、知人グループの住居内でおこなわれた。

性犯罪に巻き込まれる少年・少女たち

「近年SNSを通じて少年・少女が性犯罪に巻き込まれることが増えていて、子供のSNS利用に注意を払う必要性が叫ばれています。その多くは下着姿や裸の画像を送らせる児童ポルノ被害ですが、今回のケースのようにSNSを通じて知り合った人物から性的暴行を受けるといった被害も少なくありません」(青少年福祉支援関係者)

 16歳の少女からすれば、14歳はいわば同じ年代。SNSで知り合ったのが大人だったなら警戒もしただろうが、歳の近い少年ということで警戒心を解いてしまったのだろうか。

 そして、今回の報道には気になる点も。男子中学生が“再逮捕”されたというのと、犯行現場が“知人グループの住居”という点だ。じつはこの男子中学生は、前日の10月4日にも他の男や少年らと共謀して別の16歳少女に対してみだらな行為をした疑いで、11月13日に逮捕されていたという。

 警察は複数人のグループの関与を視野に入れて捜査しているとのことだが、14歳の起こした事件にネット上では「14歳で婦女暴行とは世も末だな……どんな育ち方したんだ」「待って、2日連続で別の子を強姦したってこと?絶対表に出てない被害者たくさんいると思うぞ」

 と衝撃が走っている。